リモート=サボる はもう古い?
「リモート勤務? どうせ家でダラダラしてるんでしょ?」
こんなセリフを今も耳にすることがあります。でも実際はどうでしょうか?
リモートで働いている人の中には、会社にいた頃よりも遥かに高い生産性を出している人がたくさんいます。
むしろ、時間や空間に縛られずに働けるからこそ、自分で計画し、自分で責任を持ち、自分で成果を出す…というスタイルが確立できるのです。
僕自身も、リモートの方が圧倒的に集中できて、効率よく仕事を進められています。
僕のカレンダーは30分刻み
僕の平日は、朝から夕方までZoomやTeamsでの会議がビッシリ。しかも、ほとんどが30分刻み。
休む暇もなく、気づけばお昼休みもミーティングが被っていることさえあります。
そしてその相手はというと、日本国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、まさに“地球規模”です。
同じフロアにいる人と顔を合わせて話す時間なんて、1日を通してほとんどゼロ。
つまり、オフィスにいようがいまいが、会議の大半は「画面の向こうの誰か」と行うのです。
オフィス勤務=会議室ジプシーの始まり
では、こんなスケジュールの中でオフィスに行くと何が起きるか。
それはまさに“サバイバルゲーム”です。会議室を確保するために、空き状況を見ながら社内を歩き回り、時には急ぎ足で移動。
充電の減りを気にしながら、PCの電源コードや変換アダプターをバッグに詰めて持ち歩く。
ランチタイムが会議で埋まっていれば、おにぎりすら買いに行けない。トイレに行くタイミングすら逃す。
これは「仕事」ではなく、「仕事のための移動」という非効率なタスクの連続。
オフィスにいるのに、仕事が前に進まないのは本末転倒です。
リモートだからこそ、集中できる
一方、リモートで働いていると、こういった物理的な制約が一気に消えます。
次の会議が始まるまでの5分間でコーヒーを淹れたり、少しストレッチをしてリフレッシュしたり。
隙間時間を自分でコントロールできるから、気分の切り替えもスムーズ。
PCは常に電源につながっていて、椅子も自分の体に合っているから、長時間の作業も快適。
「働く場所」と「成果」は必ずしも比例しないんだと、日々実感しています。
働き方の基準は「時間」じゃない
僕の仕事において評価されるのは、「何時間働いたか」ではなく「何を達成したか」です。
クライアントとの約束を守り、上層部へのレポートを時間通りに提出し、チームメンバーとの連携をきちんと行うこと。
これが僕に求められている“成果”です。
リモートワークによって時間をより有効に使える分、アウトプットの質とスピードは確実に上がっています。
時間で管理するスタイルが合わない仕事には、リモートはむしろ最適解なのかもしれません。
成果を出す人は、働く場所を選ぶ
成果を出している人は、共通して「自分のパフォーマンスが最大になる場所」を知っています。
それがオフィスである人もいれば、自宅やコワーキングスペースである人もいる。
重要なのは、どこにいるかではなく、どれだけの価値を生み出せるか。
リモートワークという選択肢があるからこそ、働き方に柔軟性が生まれ、多様な人が活躍できる土台ができるのです。
その土台の上で、自分なりのベストな働き方を築いていけばいい。
見張るより、自律を育てよう
「誰かがサボるかも」と疑うより、「どうすれば皆が最大のパフォーマンスを出せるか」を考える時代です。
リモートであろうと、成果を出す人は出しますし、出さない人はどこにいても出しません。
だからこそ、見張るよりも、自律を促すカルチャーと仕組み作りが必要です。
そしてその鍵は、信頼。信じることで人は期待に応え、成長します。


成果を出す環境を、自分で整えよう
僕たちが本当に向き合うべきは、働く“場所”ではなく、働く“意味”です。
自分が一番成果を出せる環境を見極め、整えることで、仕事はもっと楽しく、前向きになります。
働き方を自分で選ぶ時代だからこそ、毎日の「選択」が未来をつくる。
🌱 だからこそ、明日からの一歩。私ならできる!
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