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「業務システム」って、ただのPCソフトだと思ってない?現場の奥深さを知らずに語るな!

銀行、小売、製造…業界で異なる業務の世界。見えない舞台裏を設計するという仕事の魅力に迫る。 うおっ、これはただのプログラムじゃない! はじめて銀行の窓口システムの設計に携わったとき、私が発した言葉がこれでした。目の前でお客様と向き合う行員さんの手元には、複雑な操作フローが詰まった専用端末。振り込み、入金、住所変更……ひとつひとつがスムーズに動かないと、業務がストップする。その“当たり前”を支えているのが、 業務システム なんです。 業務システム=現場の流れを設計する仕事 「システム」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?ゲームアプリ?ECサイト?AIチャット? でも、実は一番“地味”だけど一番“重要”なのが、業務システム。銀行、小売、卸、製造…業界ごとに異なる業務の流れを、アプリケーションとして具現化するのがこの仕事です。 基本構造は一緒。でも中身は全然違う。 もちろん、どのシステムも「データを入力して」「処理して」「結果を表示する」という構造は共通しています。サーバーの仕組みやデータベースもある程度パターン化されています。でも問題は、その中で**どういうフローで何を扱うのか?**という“中身”なんです。 たとえば銀行なら、「口座振込の画面」ひとつとっても、 どんな項目を入力させるのか 画面遷移は何ステップが適切か ATMやスマホ、窓口端末ではどこが違うのか など、設計に必要な情報は“業務そのもの”に根差しています。 業務を知らずにシステムは作れない! だから私は、金融系のシステムを担当する際、 業務本を読み漁り 、さらには 実際の窓口業務を見学 させてもらいました。 行員さんの隣に座らせてもらって、操作するタイミング、問い合わせの多い項目、お客様の表情まで観察。 現場を知ることで、「この画面、もう1つ戻るボタンが必要だな」といった発見がたくさんありました。 システムを通じて、社会を深く知る。 製造業ならラインの流れ、小売業ならレジや在庫管理、卸なら出荷の流れ。 業務システムは、それぞれの現場の“舞台裏”を知ることから始まります。そして、設計したシステムが実際に動き、誰かの役に立っている瞬間を目の当たりにすると…もう、たまらないんですよ。 まとめ:システム屋の醍醐味は、「現場の理解」と「社会の仕...

プログラミングだけじゃダメ!?システム屋が本当に教えたい“勉強の本質”

コードよりも大切なものがある。未来のエンジニアに伝えたい、“基礎力+想像力”の話。 うわっ!プログラミング教育って、魔法みたいな万能ツールじゃないの!? そんな声を聞くたびに、私は心の中で小さく首を振ります。 ■ システム屋は、コードを書くのがすべてじゃない 私は、いわゆる「システム屋」として、プログラマーからキャリアをスタートし、 何十もの業務システムやアプリ、インフラ設計に携わってきました。 そんな私に、「子どもにプログラミング、やらせてますか?」と聞かれると、 答えはYESです。 でも…実はそれ以上に 力を入れていること があります。 ■ プログラミングより大切な“ベースの力” それは、 基礎学力と想像力 です。 なぜなら、プログラミングはあくまで 道具のひとつ にすぎないから。 たとえば—— ・理科で「電気の流れ」や「回路」の理解がなければ、LEDを点けるコードも意味がない ・算数の四則計算ができなければ、for文すらまともに使えない ・図形の感覚がなければ、座標系も、UI設計も、3Dの処理も理解できない 「想像して、設計して、形にする」 この一連の思考力を鍛えるには、 昔ながらの勉強がやっぱり大事なんです。 ■ システムは“絵を描くこと”に似ている キレイな絵を描くには、色彩・構図・バランスなど基礎が必要です。 同じように、 使いやすく、動作が安定するシステム をつくるには、 設計・論理・構造をしっかり理解する力が不可欠です。 その基盤となるのが、 国語・算数・理科・図工などの基礎教科。 プログラミング教育は、それに“1本プラス”すればいいだけなんです。 ■ 「変える」のではなく「積み上げる」発想で 私は、今の教育カリキュラムそのものを否定したいわけではありません。 むしろ、多くの先人たちが時間をかけて構築してきた 学習の土台 には、大きな意味があると考えています。 だからこそ—— 無理にすべてをDX化する必要はない。 まずは「今ある学び」を丁寧に積み重ねていってほしい。 そのうえで、プログラミングという“未来の筆”を持たせてあげればいい。 ■ システム屋だからこそ、子どもに伝えたいこと 派手なアプリも、先端AIも、 すべては地味な基礎の上に成り立っている。 その積み上げができ...