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これが“働く”ってこと!?——フランス研究所で体験したゆるいのに効率的なワークスタイル

日本の常識が吹き飛んだ、フランス式「ゆるいのにプロ」な仕事の景色 ◆フランスに来て最初の衝撃:“働く”がこんなに違うなんて! 「えっ!? ここ、本当に仕事してるの!?」 そんな奇抜な第一印象から始まった、私のフランス研修ライフ。 学生としてフランスに留学し、Renault研究所で研修を受けることになった私は、自然と“日本的な働き方”をイメージしていました。 日本で正社員として働いた経験はないものの、アルバイトや現場の空気感から、「だいたいこんな感じだろう」と想像できる自信はありました。     ◆日本での働き方イメージ:淡々、黙々、そして17時退勤 朝9時頃に出社し、与えられたタスクを淡々とこなす。 17時になれば周りの様子を見ながら帰る。 その繰り返し——。 「まあ、フランスでもこんな感じなんだよね?」 そう思っていました。本気で。 ◆ところが…フランスでは“のんびりなのにプロフェッショナル” いざフランスの研究所に行くと、その想像は開始10分で崩れました。 まず、 みんながとにかくのんびり 。 研究所だから? いや、文化でした。 オフィスはアメリカンスタイルで、一人ひとり広めの席が割り当てられ、インターンだからと距離を置かれることもありません。 朝はメールチェックの前に、必ず全員に挨拶して回る。 「今日もあなたがここにいるね」という、温度のある挨拶です。 ◆毎朝の儀式「プチカフェ?」——30分〜1時間の社内カフェ会 9時過ぎ、課長がゆっくり出勤。 真ん中のテーブルに座ると、突然こう呼びかけます。 「アロー、プチカフェ?」 すると、自然に人が集まり始める。仕事が忙しい人以外は全員集合。 そこから始まるのはなんと 30分〜1時間の朝カフェタイム 。 私も毎日混ざり、チームに溶け込んでいきました。 ◆ゆったり1.5〜2時間のランチ。誰も急がない文化 昼は12時開始。 でも戻ってくるのは13時半〜14時。 みんな本当にゆっくり食事を楽しむ。 **「休憩は休憩。焦らない」**という姿勢が徹底していました。 ◆夕方17時過ぎには全員が帰る“仕組み”が存在する 研究所から帰る手段はバスか車のみ。 そして バスの最終は20時 。 残業なんてありえない。 20時に出なければ帰れない...

ここ…本当に“研究所”!?——フランスで見た働き方の景色が、完全に日本と違った話

Renault研修で出会った“おしゃれすぎる研究環境”と“多国籍チームの文化” 「えっ、研究所って、こんなにスタイリッシュでいいの!?」 夏休み明け、フランス・Renault社での研修が始まった初日。私は着いた瞬間から、完全に度肝を抜かれた。     ◆ 街中のオリエンは一瞬で終了。本番は“郊外の研究所”から始まった 最初の数日は、総務がいる街中のオフィスでの研修。 日本でも見慣れたような環境で、「意外と普通だな」と思っていたのも束の間、すぐに終わりを迎える。 そしてついに、私の上司がいる“研究所”へ移動することに。 ◆ Versailleからバスで20分。郊外の“研究集落”へ向かう バスに揺られること20分。 都会の雰囲気が急に薄れて、広々とした道路と緑が広がる“研究特区”のようなエリアに入っていく。 「こんなところに巨大な研究所があるのか…」 車窓からの景色だけでワクワクが止まらない。 ◆ セキュリティチェックは空港並み。パスポート提示に驚く 到着してすぐ感じたのは、“セキュリティの本気度”。 IDチェック、パスポート提示、ゲートの通過。 完全に空港の手荷物検査レベルで、研究施設に対する本気の姿勢が伝わってくる。 ◆ そして中に入ると…日本では見ない“吹き抜け研究所スタイル” 研究所の扉を抜けた瞬間、言葉を失った。 中央がドーン!と吹き抜け。 光が差し込み、空間が広い。 廊下は長く、構造は複雑で、移動には時間がかかる。 日本の“効率的大型ビル”とは真逆のアプローチ。 でも…… とにかくおしゃれ。 ◆ 多国籍チームとの出会いがさらに衝撃だった 私が所属したのは8人の研究チーム。 構成がまた面白い。 フランス人:4人 メキシコ人:1人 アルバニア人:1人 ロシア人:1人 そして私の上司は―― フランス生まれ・フランス育ちの 日本人(ただし国籍はフランス) 見た目は日本人。 日本語もネイティブレベル。 でもフランス語は完全に現地人の発音。 いや、こんな人いるんだ…と本気で感心した。 英語と日本語を操るバイリンガルは見たことがある。 でも、フランス語まで“母語級”という人は初めてだった。 ◆ 研究内容はバラバラ。でも“必ず一緒にやること”が...

えっ、同じ地球なのにここまで違う? ―文化がつなぐグローバルチームの作り方

リーダーシップに国境はない?違いの中に見つけたヒントとは 「わあ…なんでこんなに、みんなスマートなの⁉」 これは、私が初めてグローバルなチームの会議に出たときの率直な感想です。 言葉だけでなく、立ち居振る舞い、場の読み方、ユーモアの入れ方まで、国際舞台のビジネスマナーがにじみ出ていて圧倒されました。 グローバル企業に勤めて数年、いろんな国籍の同僚と仕事をするなかで、ふと気づくことがあります。 それは――**日本人リーダー、少なくない?**ということ。 もちろん能力がないわけではない。むしろ、技術力や勤勉さ、プロ意識は抜群です。 でも、なぜかグローバルの“前線”に立っているのは、アメリカ、ヨーロッパ、インドなど他国の同僚が多い印象です。 「この人、どこの出身なんだろう?」の正体 面白いのは、彼らの出身国を正確に把握できていないことが多いということ。 なぜなら、育った場所や文化背景が複雑な人が多いんです。 「生まれは〇〇、育ちは××、学生時代は△△、今は□□に住んでる」なんてのはよくある話。 でも、そうした多国籍・多文化のシャワーを浴びてきたからこそ、“違い”に敏感でありながら、“共通点”を見つけるのが上手いんです。 違いを超えるリーダーシップ たとえば、飲み会で出てきたちょっとクセのある料理に対しても、彼らは決して嫌な顔をしない。 宗教的な理由で食べられない食材がある人も、さりげなくメニューを調整して場を壊さないようにする。 気候やトイレ、交通の不便さ、どれも文句ひとつ言わずに対応してしまう。 そう、 文化の違いを前面に出さず、でも決して無視せず、静かに尊重する ――これが彼らの強さなんです。 文化に「依らない」軸を持つ 多国籍メンバーを率いるリーダーたちは、文化に過度に頼らず、 文化に依存しない共通のゴール を持っています。 「みんな違って、だから面白い。でも、目的は一緒」 その軸があるから、会話が曖昧にならず、行動がブレず、信頼されるのだと思います。 特に、アメリカやヨーロッパ出身のリーダーは、州や国の違いを乗り越える経験が多いようです。 でも、アジアだって同じはず。たくさんの国や文化に囲まれていて、私たち日本人も十分“異文化耐性”を育てられるはずなんです。 私たちだってできる。 言葉や文化が違っても、人の気持ちを...

「え、今終わったの!?」会議文化に潜む世界の衝撃ギャップ

働き方は同じと思っていた私が出会った、会議のリアル  ■ 働き方は同じ。でも、会議は別物だった 「海外の人と働くのって大変?」と聞かれるたびに、私はこう答えてきました。 「基本、そんなに変わらないよ。日本人でも普通に会議をリードできるし。」 実際、会議で議論をリードするのが外国人ともなれば、多少の語学差はあっても、コンテンツで勝負できる人が日本にもたくさんいます。だけど――その「会議の運び方」だけは、どうしてもカルチャーの違いを感じてしまう瞬間があるんです。 ■ 始まりと終わりに、文化が出る 海外の会議に初めて出たときの衝撃は今でも忘れられません。 開始5分前。Zoomに入ると、すでに2人くらいが雑談を始めている。天気や最近の趣味の話。これがいわゆる アイスブレーク か…と驚きつつも和やかな空気でスタート。 が、内容が一通り話し終わったら、突然こう言われました。 「OK, we're done here. Bye!」 (え…今終わったの?アジェンダ2つ目じゃなかった?) 一方で日本の会議。開始時はやたら静か。入室と同時に会釈して、そのまま議題に入るパターンがほとんど。雑談ゼロ。しかも、終わりが近づいて「そろそろお時間です」と言っても、そこからの延長戦がやけに長い…。きっと、ようやく後半で話が盛り上がってきたんでしょうね。 ■ アジェンダを求めるのは“上の人” 日本でも海外でも、「会議の前にアジェンダをくれ」という人は一定数います。特に、どこの国でも “上の人ほど” この傾向が強い。 さらに日本の企業だと、会議を設定した直後に「何話すの?」と個別に聞いてくる方もよくいます。 アメリカ人に「全部書いてメールして」と言われたこともあれば、ドイツ人にSlackで個別確認されることもありました。逆に、日本人のある担当者には会議自体をキャンセルされたことも(笑)。 ■ “言うべきことは今言う”という強い姿勢 海外の会議で特に印象的なのは、「今、発言しておかないと次がない」という緊張感。 時差の関係でなかなか再設定もできないし、意思決定が早い分、 一度決まったことをあとからひっくり返すのが難しい 。だからこそ、話題に少しズレていても、なんとか発言しようとする人が多いんです。 もちろん、日本にも「とりあえず何か言っておき...