新人研修の最終盤、サーバ1台で30人が学んだ本当のこと うわっ……まさか、このタイミングで!? 新人研修は真っただ中。プログラムの実装も大分終わり、いよいよテスト期間に突入していた。全体スケジュールは明確だ。残り1週間でテストを完走し、ラスト1週間はバッファと報告書作成。まさに大詰めだった。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」 ■30人、6チーム、そしてサーバ1台 研修は6チーム×5人、合計30人。全チームが同時にサーバへDeployしてテストを進める段階に入った。 だが、現実はシンプルで残酷だった。 サーバマシンは開発機1台。サーバアプリは6インスタンス。お手本として立ち上げていたインスタンスは、とっくに削除している。 ■メモリとCPUを見つめる朝 朝、研修が始まる。 メモリとCPUのモニタ画面をにらめっこしていると、開始直後にキャパシティはほぼMAX。 そして1時間もすると、 「あ、落ちた!」 再起動。 「すみません、もう一度立ち上げます」 また再起動。 この繰り返しが、正直つらかった。 ■あと2週間だけ、という判断 「でも、あと2週間だけだし……」 このために新しいサーバを買うのか? 課長に相談すると返ってきたのは一言。 「頑張って」 ……え?何を、どう頑張る? ■苦肉の策と、悔しさ 結局、時間帯でチームを割り当てる運用にした。 割り当て時間以外は、のんびり雑談している新人たち。 まあ、そうなるよね。 仕方ない。そう自分に言い聞かせながらも、悔しさは消えなかった。 ■環境設計は、学習体験を左右する この2週間で、はっきり学んだ。 環境設計は、技術以上に体験を左右する。 結果として、テストを最後までできなかった人も出てしまった。 申し訳ない気持ちは残った。 ■それでも残ったもの それでも、新人たちは楽しそうだった。 「楽しかったです」 その言葉に、少し救われた気がした。 楽しく学べた。それだけでOKなのか―― そんな問いを胸に残しながら、研修は終わった。 次は、同じ状況を繰り返さない。 次は、環境からちゃんと設計する。 私ならできる!明日から踏み出す
新人研修の終盤で見えた、設計と現場のリアル うわっ、マジかよ!? 画面が固まり、次の瞬間、サーバは静かに沈黙した。 「何回サーバ落とせば気が済むの?」——その言葉が、頭の中でぐるぐる回っていた。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」 新人研修も、いよいよ大詰め 新人研修は終盤戦。 30人の新人が、6チームに分かれてプログラムを作る。 ここまで来れば、あとは“動かしてみる”フェーズだ。 前回はApacheのサーバを使い、各グループのリーダーのPCにサーバを立てて進めていた。 多少不安定でも、なんとか回っていた。 今回は「Cosminexus」という選択 今回は日立の製品、 Cosminexus を使うことになった。 企業向けのミドルウェア。響きは頼もしい。 ……が、現実は甘くない。 ライセンスの関係上、全員に配れない。 手元にあるのは、 1台のPCにインストールできるCDが1枚だけ 。 そう、まだソフトウェアはCDからインストールする時代。 選択肢はほぼなかった。 苦渋の決断、その内容は… 悩んだ末の決断。 自分に与えられている 開発用PCにサーバを立てる 。 しかも、 1サーバで6グループ分のインスタンス を動かす。 つまり、30人全員が、同じPCにアクセスしてテストする。 今思えば、なかなか攻めた構成だ。 「ちょっと触るだけ」のはずだった 正直、そこまで影響が出るとは思っていなかった。 画面を少し表示するだけ。 画像もほとんどなく、機能確認が中心。 「ある程度は動くだろう」 そう、完全に油断していた。 異変は、静かに始まった 3チーム目、4チーム目までは、なんとかDeploy完了。 しかし、5チーム目あたりから様子がおかしい。 画面表示が、じわじわ遅くなる。 レスポンスが、明らかに重い。 そして6チーム目。 数人が同時にアクセスした、その瞬間——。 あれ?……落ちた サーバが、 一気に落ちた 。 PC本体は無事。 落ちたのは、サーバのインスタンスだけ。 「……うーん」 これが、性能問題か。 まさか、目の前で、自分が引き起こすとは思っていなかった。 仕様がない、という現実 問題は、 対応の仕様がないこと だった...