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ここで全部つながるの!? —Toastmastersで習ったことが、ピッチで“武器”になった瞬間

2年前の不安が、始動ピッチで自信に変わった話 ■ うわっ、このための2年間だったのか うわっ、まさかこの瞬間のためだったのか――。 昨晩のTownhallで、5分間の発表を終えた直後、そんな感覚が体を巡りました。 落ち着いて話せた。 伝えたいポイントを外さず、時間内にまとめ切れた。 そして何より、「ちゃんと届いた」という手応えがあったのです。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」       ■ Toastmastersに入った理由は「ピッチ」ではなかった Toastmastersに入ったのは、今から2年前。 当時、頭の片隅に「ピッチ力を鍛えたい」という思いは少しありましたが、主な理由は別にありました。 それは、 Global会議で英語で発表することへの不安 。 実際、英語で発表する機会はすぐに訪れ、今でも定期的に続いています。 オンライン前提で働く環境では、 限られた時間で、要点を押さえて伝える力 が強く求められます。 ■ 社内で「記憶に残る人」になるために必要なこと だらだら話しても、印象には残りません。 社内で存在感を持ち、信頼を積み上げていくには、 持ち時間を意識した、締まりのあるプレゼン を積み重ねるしかない。 Globalで勝ち抜くには、これはもはや必須スキル。 たまにリアルで会う時も、オンラインでも、 「この人の話は分かりやすい」と思われるかどうかが分かれ道になります。 ■ Toastmastersで鍛えられた「伝える筋力」 Toastmastersでは、 7分前後のスピーチを資料なしで行う ことを繰り返します。 これを、ほぼ毎月。 英語でも、日本語でも。 構成を考え、ストーリーを作り、 最後に“記憶に残る一言”を入れる。 正直、楽ではありません。でも、確実に力になります。 ■ 気づいたら、ピッチと完全に重なっていた ある時、ふと気づきました。 これ、実はピッチとまったく同じだ と。 もちろん、事業計画がしっかりしていることは大前提。 でも、それを「どう伝えるか」で、受け取られ方は大きく変わる。 始動のプレゼンPitchでは、 Toastmastersで学んだことが、そのまま活かせると確信しました。 ■ ストーリーとキラーフレーズを...

まさか!? 立場も肩書きも違うのに、向き合う“顔”は同じだった

始動プロジェクトで気づいた、「課題」に立つ人間の共通点 うそでしょ!? 大企業も、個人も、起業家も、主婦も。こんなにも背景が違うのに、同じ空気を感じるなんて——。     ■ 始動プロジェクトが、他のアクセラと決定的に違うところ 始動プロジェクトが、他のアクセラレーターと違う点が、もう一つあると感じています。 それは「集まっている人の幅」と、「そこで起きている不思議な揃い方」です。 新規事業系のアクセラには、実に多様な人が集まります。 大企業を辞めて新規事業に挑む人、大学からそのままスタートアップの世界に飛び込んだ人、主婦として生活しながら課題解決に取り組む人、インフルエンサーとして影響力を持つ人。 基本的には、完成度の高い 事業アイデア を中心に話が進みます。 ■ でも、始動はちょっと不思議だった ところが、始動は少し違いました。 課題意識は明確なのに、事業アイデアはまだフワッとしている人がいる。 企業に所属しているがゆえに、「会社に内緒で来ているので、社名は出せません」と話す人もいる。 一方で、企業の新規事業部として参加し、豊富なリソースを前提に動いている人もいる。 個人事業として静かに進めている人、すでに起業して一定の規模まで成長させている人もいる。 ■ ステージが違う。だから、最初は噛み合わない 正直に言うと、ステージが違いすぎて、課題感や事業感が合わないと感じました。 「これは本当に同じ場として成立するのか?」 そんな疑問が浮かんだのも事実です。 初日、ある程度の状態で事業案を共有し合う時間。 ——何人に話しただろう? ——何人の事業案を聞いただろう? 課題だけを語る人。 企業のリソースをふんだんに使った構想を語る人。 これまで参加してきたアクセラとは、明らかに違う空気がありました。 ■ だからこそ、「間近で見られる」面白さがある でも、同時に強く思いました。 「これを、どう実現に持っていくのかを、間近で見られるのは面白い」 立場も、肩書きも、進捗も違う。 それでも、課題に向き合うときの“目”は、驚くほど同じでした。 できるかどうかは分からない。 それでも、やらずにはいられない——その姿勢だけは、全員に共通していました。 ■ 面白いところに来た。これが率直な気持ち ...

うそでしょ!? 壁に向かって話し続けたら、事業の“本音”が見えてきた

始動プロジェクトで知った、壁打ちの本当の意義 ■ え、そこまでやる!? 壁打ちへの認識が変わった瞬間 え、そこまでやる!? 最初に「壁打ち」という言葉を聞いたとき、正直そこまでの重要性は感じていませんでした。アイデアを誰かに話して、意見をもらう。多少は整理されるけれど、それ以上でも以下でもない——そんな印象だったのです。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」       ■ 始動プロジェクトで出会った“違和感” その認識が大きく変わったのが、始動プロジェクトでの経験でした。 ここでの壁打ちは、単なる相談や雑談ではありません。「すごい壁打ち」という講義を通じて、問いの立て方、聞き方、受け止め方そのものを鍛えられる。事業アイデアを発表すれば、良い点も課題も、遠慮なくフィードバックが飛んできます。 ■ 「それって本当に課題?」と問い続けられる日々 「それは誰の困りごと?」 「こうしたら? こっちは?」 事業の良しあしを、感覚ではなく構造で見られる。自分では気づかなかった前提や甘さが、次々と浮き彫りになります。この徹底度は、これまで経験してきた壁打ちとは明らかに違いました。 ■ 壁打ちに助けられ、壁打ち相手にもなってきた これまでのキャリアでも、壁打ちに助けられた場面は数多くありました。同時に、自分が壁打ち相手になることも少なくありませんでした。だからこそ分かります。始動の壁打ちは、とにかく「量」で圧倒してくるのです。 ■ 毎朝・毎晩のオンラインピッチ大会 毎朝、毎晩のオンラインピッチ大会。 講義がない日でも、アルムナイの方が企画するピッチ、自分たちで自然発生的に始まる壁打ちが続きました。話して、聞いて、また話す。その繰り返しが、日常になっていきます。 ■ これで事業が伸びるわけじゃない 正直に言えば、これで事業が一気に伸びるわけではありません。売り上げがすぐに上がるわけでもない。数字だけを見れば、何も変わっていないように感じる瞬間もあります。 ■ それでも、量で圧倒する意味 それでも続ける理由がありました。 量で圧倒する壁打ちを重ねるうちに、自然と「自分と向き合う時間」が増えていったのです。なぜこの事業をやりたいのか。何に違和感を覚え、何にワクワクするのか。問い続ける中で、自分の...

ここ…本当に“研究所”!?——フランスで見た働き方の景色が、完全に日本と違った話

Renault研修で出会った“おしゃれすぎる研究環境”と“多国籍チームの文化” 「えっ、研究所って、こんなにスタイリッシュでいいの!?」 夏休み明け、フランス・Renault社での研修が始まった初日。私は着いた瞬間から、完全に度肝を抜かれた。     ◆ 街中のオリエンは一瞬で終了。本番は“郊外の研究所”から始まった 最初の数日は、総務がいる街中のオフィスでの研修。 日本でも見慣れたような環境で、「意外と普通だな」と思っていたのも束の間、すぐに終わりを迎える。 そしてついに、私の上司がいる“研究所”へ移動することに。 ◆ Versailleからバスで20分。郊外の“研究集落”へ向かう バスに揺られること20分。 都会の雰囲気が急に薄れて、広々とした道路と緑が広がる“研究特区”のようなエリアに入っていく。 「こんなところに巨大な研究所があるのか…」 車窓からの景色だけでワクワクが止まらない。 ◆ セキュリティチェックは空港並み。パスポート提示に驚く 到着してすぐ感じたのは、“セキュリティの本気度”。 IDチェック、パスポート提示、ゲートの通過。 完全に空港の手荷物検査レベルで、研究施設に対する本気の姿勢が伝わってくる。 ◆ そして中に入ると…日本では見ない“吹き抜け研究所スタイル” 研究所の扉を抜けた瞬間、言葉を失った。 中央がドーン!と吹き抜け。 光が差し込み、空間が広い。 廊下は長く、構造は複雑で、移動には時間がかかる。 日本の“効率的大型ビル”とは真逆のアプローチ。 でも…… とにかくおしゃれ。 ◆ 多国籍チームとの出会いがさらに衝撃だった 私が所属したのは8人の研究チーム。 構成がまた面白い。 フランス人:4人 メキシコ人:1人 アルバニア人:1人 ロシア人:1人 そして私の上司は―― フランス生まれ・フランス育ちの 日本人(ただし国籍はフランス) 見た目は日本人。 日本語もネイティブレベル。 でもフランス語は完全に現地人の発音。 いや、こんな人いるんだ…と本気で感心した。 英語と日本語を操るバイリンガルは見たことがある。 でも、フランス語まで“母語級”という人は初めてだった。 ◆ 研究内容はバラバラ。でも“必ず一緒にやること”が...

フランス?スペイン?ドイツ?ヨーロッパって、違いすぎる!

フランス留学1年で気づいた、隣国への小旅行と多言語の不思議な魅力 わあっ!ヨーロッパって、想像以上に小さな世界だったんだ! フランスでの留学生活を始めて1年、初めて気づいたのは「近くへの旅行がこんなに簡単だなんて」ということ。ロワールの静かな町にいると、隣国へ電車でふらっと行ける距離感が日常の一部になっていた。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」       隣国へのアクセスは驚くほど簡単 スペイン、ドイツ、ルクセンブルグ、イタリア、スイス、そしてイギリスまで、列車やバスで移動できるのだ。さらに驚くのは飛行機の安さ。3か月前にLCCを予約すれば、数千円で別の国の島や都市に行ける。日本の感覚では信じられない価格だ。 ロワールでの週末の楽しみ 滞在していた頃は、週末ごとに近郊のお城を巡るのが楽しみだった。壮大な歴史と美しい庭園の数々に心を奪われつつ、長期休みにはスペインへ。バルセロナで1週間、冬には南スペインの小さな町を歩き回った。フランスと似ている雰囲気に、言葉もなぜか少し通じる。ちょっと単語を変えたら通じるかも?なんて試してみる楽しさもある。 多言語文化の背景に触れる こうした経験から、多言語を話せる人が多い理由も納得できた。地理的にも文化的にも近くても、歴史や政治の背景で国としての境界ははっきりしている。フランスだった地域がスペインになったり、また別の時代には独立を目指す地域もある。国という意識の大きさを肌で感じる瞬間だ。 日本人としての自分を意識する瞬間 そして、不思議なことに「日本」という言葉の響きが、このヨーロッパの地で少し変わって聞こえた。日本人としての自分を意識する瞬間でもあった。 明日からの一歩を踏み出す だからこそ、思う。たとえ文化や言葉が違っても、行動し、歩みを進めれば世界はもっと近くなる。フランスでの留学生活が教えてくれたのは、世界の広さよりも、 「私の一歩で世界は変わるかもしれない」 という実感だ。 明日からの一歩、私ならできる!

ここに天才が暮らしていたなんて——Amboiseで触れた“境界を超える力”

1. 静けさの中に歴史が息づく町・Amboise 「 うわっ、天才の息づかいって、こんなにも静かなんだ! 」——Amboiseで初めてそう感じました。 私が通った語学学校があったのは、フランス・ロワール川のほとりにある小さな町 Amboise 。 小さな城、Amboise城を中心に城下町として栄え、平日は観光客で賑やかです。ロワール観光の要所でもあり、世界中から人が訪れます。 しかし土日になると一転。店の多くは閉まり、どこか時間が止まったかのような静けさが流れます。そのかわり、土曜の朝だけは特別。川沿いにはマルシェが立ち並び、パンの香りと人々の声で町が一気に目を覚まします。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」       2. お城から少し離れた—“とてつもなく重要な家” その活気と静けさを行き交う町の端に、ひっそりと小さな家が建っています。 実はそこ、 観光地 なのです。 そして、その家の住人こそ—— レオナルド・ダ・ビンチ。 そう、あのイタリアの画家であり発明家であり、歴史に残る万能の天才。 ここAmboiseで、彼は最期の時間を過ごしました。 3. 絵画よりも心をつかんだ「発明」の世界 家に足を踏み入れた瞬間、私の中の“ダ・ビンチ像”は大きく崩れました。 展示されていたのは、絵画ではありません。 彼が構想していた数々の発明品の模型。 ・ペダルで空を飛ぶ機械 ・複雑な歯車を使ったメカニズム ・農耕具 ・武器 どれも驚くほど精巧に作られ、細部まで計算され、今にも動き出しそうでした。 「画家」として記憶していた私にとって、それはまさに衝撃でした。 4. ダ・ビンチは“境界”を持たない人だった 飛行機械から農具、そして武器に至るまで、ダ・ビンチの発想はまるで境界を知らないかのように広がっていました。 その姿に、私は気づかされます。 ——一つの分野に絞る必要なんて、どこにもない。 ——分野もカテゴリも、実は誰かが後から勝手に作った線でしかない。 ——もっと自由でいい。もっと混ぜていい。もっと越えていい。 Amboiseの風に揺れる木漏れ日の中、ダ・ビンチの模型は静かに語りかけてくるようでした。 5. 歴史の天才が教えてくれた“未来への自由” 小さな家の窓から光が...

驚きのフランス体験!システム屋目線で見た異国の日常

安心圏から飛び出して見えた、フランスの“ちょっと変わった”便利と刺激 異国の生活に驚き! 「うわっ、外国ってこんなに刺激的なの!?」──フランスに降り立った瞬間、そんな感覚が全身を駆け巡った。システム屋としてデビュー前の私は、生活の細部に潜むシステムの気配をついつい探してしまう。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」       道に向かうATMと飛行機トラブル まず驚いたのはATMの設置場所。日本なら建物内が普通なのに、フランスでは道に向かって設置され、人々が列を作る姿があった。「便利なのかな?でもちょっと不用心かも」と、技術面と安全面が頭をよぎる。飛行機のシステムトラブルで出発が遅れた経験もあり、外国ならではの“ちょっとした混乱”に触れ、安心できる場所から出てきた実感が湧いた。 TGV体験と移動の違い TGV(フランス版新幹線)も新鮮だった。窓口で切符を購入し、列車に乗り込む。日本の新幹線と同じ仕組みだけど、体感速度は少し違う。揺れはあるけれど、どっちが早いかというより、移動の中でフランスを感じられるのが面白い。窓口での購入や予約の手間も、異文化体験のひとつだ。 銀行口座開設のVIP体験 銀行口座開設も印象的だった。予約を取り、個室での対応。日本のように窓口で申し込み用紙を書くだけのスムーズさとは違うが、このVIPっぽい対応は少し嬉しい。システムの効率だけでなく、“人を大切にする設計”も感じられた瞬間だった。 語学学校と生活環境の違い 語学学校にはパソコンがあり、日本と同じように利用できる。ただ少し動きが遅いが、それもまた異国らしい。家の中も似ていて、FAXやテレビ、オーブンが存在感を放つのが少し違うところ。車も日本とほぼ同じ、左ハンドルだけが異なる。こうした小さな違いのひとつひとつが、新しいシステムとの出会いに思えてくる。 新しい体験で芽生える自信 日々の生活の中で、システム屋としての視点を持つことで、便利さや効率だけでなく、人間味や文化的背景にも目が向いた。ちょっとした動作、サービスの仕組み、列に並ぶ人々の行動──すべてが学びであり刺激だった。 結局、フランスでの生活は予想以上に刺激的で、安心圏から出て初めて見える世界が広がっていた。新しい体験を通して、「私ならできる!」という自信...

えっ!? ここフランスだけど…“日本と一緒やん”と気づいた日

フランス語ゼロの私が見つけた、Globalな世界の“共通点”と“仲間”の物語 ◆ フランス語初日、いきなり壁! 「うわっ!? 全然わからん!」 フランス語初日の教室で、私はいきなり固まりました。 英語とは文法もリズムもまったく違う。 知ってはいたけど、ここまで違うとは——。 授業中、先生も生徒も少しは英語を話せるので、何か困れば英語で助けてくれる。 でも、みんなそこまで英語が得意なわけじゃない。 そう、ここは“フランス”。英語はあくまで補助。 このとき私は思いました。 「あれ?日本と一緒やん。」 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」       ◆ 日常生活は、どの国でも似ている 学校が終わればカフェでお茶して、スーパーで買い物して帰る。 ホームステイ先にはピアノがあって、弾かせてもらえる。 夕方は宿題、そのあとはプログラムの資料を読み込んでいると、もう夜。 寝る前はラジオを流すのが習慣に。 …でも言葉はほぼ分からない。 それでも音楽はスッと心に入ってくる。 「あれ?これも日本と一緒やん。」 ◆ 仲間とのつながりが世界を広げてくれた 最初は日本人だけで固まりがちでした。 でも、気づけばクラスメイトがどんどん誘ってくれるように。 カフェ、バー、ビリヤード。 片言のフランス語と英語、そしてプチカフェやワイン。 スイス、台湾、ルーマニア、デンマーク、ドイツ。 国籍は違うけれど、みんな本当に気が良く、自然と仲良くなっていく。 語学学校の後は、それぞれが自分の生活へ戻る。 フランス語レベルもバラバラ。 スペイン語圏の人は「まだ近いから楽」と言いながらも、毎日みっちり努力している。 ◆ 夢に向かう姿に“国境”なんてなかった 「フランスでデザイナーとして働きたい」 「自分の店を持ちたい」 理由は本当に様々。 でも、みんなが向かっている先は、驚くほど明るい未来。 話していくうちに、私の緊張はふっと溶けました。 そして気づいたのです。 「なんだ、Globalって、みんな一緒やん!」 ◆ 世界への第一歩は“友達”だった このとき出会った仲間とは、20年経った今もつながっています。 世界へ踏み出す一歩は、特別なスキルじゃない。 完璧な語学力でもない。 “友達...

マダムの叫び声から始まった——フランス語との長い戦い

フランス語ゼロから3カ月で企業研修へ。語学学校で出会った“多様な仲間たち”との日々。 【1】マダムの叫び声で始まったフランス生活 「ぎゃーーーっ!」 突然のマダムの叫び声に、心臓が飛び出しそうになった。フランス到着初日、ホームステイ先のマダムが何かを訴えている。でも、何を言っているのか全くわからない。英語も通じず、ただ立ち尽くす僕。——その瞬間、痛感した。「フランス語、これ、相当やばいぞ」。     【2】3カ月後には企業で働く? 焦りと現実 フランス語ゼロの状態から、3カ月後には企業研修。焦りしかない。英語だってまだ完璧じゃないのに、「いきなりフランス語で仕事」なんて、正直、無茶すぎる。 しかも、プログラムのサポートはブリュッセルにしかおらず、頼れるのは自分たちだけ。支援を期待する余裕もない。 ——もうやるしかない。その言葉だけを胸に、僕たちは走り出した。 【3】かわいい教会のような語学学校 僕が配属されたフランス組は4人。最多チームだ。仲間がいるのが唯一の救いで、みんなで支え合いながら日々を乗り越えた。 通う語学学校は、小さな教会のような可愛い建物。明るい先生たちが迎えてくれ、毎日が新しい挑戦だった。 僕たち日本人チームはもちろん超・超・超初心者クラス。Bonjourからやり直し。笑われることも多かったけれど、同じ夢を持つ仲間と学ぶ時間は、意外と楽しい。 【4】世界中から集まる学びの仲間たち 驚いたのは他のクラスの多様さだ。 イギリスのジャーナリスト、台湾から家族で移住した人、ドイツやスイスの学生、メキシコの高校生、そして「ただフランス語が好き」という日本のOLさんまで。 国籍も年齢も目的も違う人たちが、同じ教室で同じ言葉を練習している。文化も背景も違うのに、全員が「フランス語を学びたい」という一点でつながっている。その光景に、僕は何度も心を動かされた。 【5】少しずつ見えてきた“言葉の壁の向こう” 授業中は常に頭がフル回転。単語が覚えられず、動詞の活用に泣かされた夜も数えきれない。 それでも、少しずつ理解できるようになると、景色が変わる。先生のジョークに笑えるようになり、パン屋で自分の注文が通るようになる。その小さな成功が、何よりもうれしかった。 気づけば、焦りよりも「もっと話したい」という気持...

「大学院に入っても迷ってた!?」——“学ぶ意味”を問い直した一年間

迷いながらも、私は“学び”を選んだ。大学院での葛藤と挑戦、その先に見えた答え。 1.「入ったのに、まだ悩むの?」 「えっ!? 大学院に入っても迷うなんて!?」——そう思っていたのは、かつての私自身だった。 大学院に進めばすべてがクリアになると信じていた。でも現実は違った。私は、学ぶ目的そのものに悩み続けていたのだ。     2.学び直す決意と日本への帰国 大学院に進んだ私は、それでもモヤモヤを抱えていた。 「何を学びたいのか」「なぜここにいるのか」——その問いに答えられず、心の中の霧は晴れなかった。 そんな1年間の中で、私は気づいた。「しっかり学ばないと、人生をコントロールできない」と。 だからこそ、私は“勉強するため”に日本へ戻る決意をした。 3.再スタート:試験、合格、そして免許取得 日本に戻り、大学院の試験を受け、無事に合格。教員免許も取得した。 けれども、教師という道は“今の自分が進みたい方向”ではないと感じた。教育の現場を尊敬しつつも、私はもっと広い視点で、知識を社会に活かす方法を探したかった。 4.壁にぶつかる——周囲とのレベル差 入学してすぐ、現実の壁に直面した。周りの学生は皆、驚くほど頭が良い。 ゼミの議論についていくのもやっとで、毎日が挑戦の連続だった。 「一応、大学院には入れてもらえたけれど、ここからが本当の勝負だ」と自分に言い聞かせた。 5.応用統計学との出会い 私の研究テーマは「応用統計学を用いた抜き取り検査方法の検討」。 ゼミでは数学的な議論が飛び交い、理解するまで何度もノートを見返した。 応用統計学の中でも、理論と実践の両立は難しく、頭に汗をかく日々が続いた。 それでも、コンピューター技術が進化しても、 純粋な数学に基づく研究はぶれない ——その“軸の強さ”に、私は深く惹かれた。 6.気づいたこと——迷いは前進のサイン あの日、悩みながら大学院の扉を叩いた自分に、今なら言える。 「迷うことは、学びの始まりだ」と。 苦しかった時間が、いまの自分の土台になっている。 そして今、私は胸を張って言える。 私ならできる! 明日からまた一歩、踏み出そう。

「えっ!? ストーリーって“生まれつき”じゃないの!?」——プレゼンで伝わる物語を“鍛える”方法

 声・動き・心。少しずつ積み重ねた先に、“自分のストーリー”が生まれる。 🟦 驚きから始まる——「ストーリーも練習できるの!?」 「うそでしょ!? ストーリーって“練習”で鍛えられるの!?」 初めてそう聞いたとき、私は半信半疑だった。 プレゼンのやり方や話し方は、動画や本で学べる。声を出す練習も、鏡の前で動きを確認する練習もできる。 少しずつ声が出せるようになり、少しずつ動けるようになり、少しずつ震えもおさまっていく。 でも――ふと気づく。 「じゃあ、 ストーリーってどうやって鍛えるの? 」と。     🟩 「型」ではなく「自分のストーリー」を育てる ネットを見れば、「ストーリーの作り方」なんて記事はいくつもある。 起承転結、三幕構成、ヒーローズジャーニー…。 けれど、どれも“型”のようで、どこか自分の心が乗らない。 話していても、「なんか自分の話じゃない気がする」。 そう感じたこと、ありませんか? 実は、 ストーリーも筋トレのように鍛えられる 。 たとえば、自分の話を声に出してみると、 「この言い方なら気持ちが乗る」「このフレーズは言いにくい」といった発見がある。 そこに“自分の感覚”が宿り始めるのです。 🟨 他人の目を借りて、ストーリーを磨く 次のステップは、人に聞いてもらうこと。 感想をもらい、「伝わらない」と言われて落ち込む日もある。 でも、それも立派な筋トレの一部。 修正して、もう一度話してみる。 少しずつ、自分の中でストーリーが形を変えていく。 それを繰り返すうちに、**「伝える」から「伝わる」**へと変化していくのです。 🟧 正解を探さず、“自分の声”を信じる 大事なのは、“正解のストーリー”を探すことではなく、 自分のストーリーを育てること。 最初はぎこちなくてもいい。 何度も声に出し、発表を重ねるうちに、言葉が自分の身体に馴染んでいく。 そしてある日、緊張よりも「伝えたい!」という気持ちが前に出てくる瞬間が訪れる。 それこそが、ストーリーが「自分のもの」になった証拠です。 🟥 明日も一歩ずつ——ストーリーは“育てる”もの だからこそ、私は今日も練習する。 人に見せ、話し、修正しながら、少しずつ「伝わる物語」に磨きをかけていく。 スト...

「あれ?声が出ない!?」——緊張に負けた私が“話し方”の本当の意味を知った日

プレゼンで頭が真っ白になった私が、新橋の話し方講座で見つけた“伝える勇気”の原点 【あれ?声が出ない——最初の挫折】 「あれ?声が出ない!?」——最初にそう感じたのは、大企業の会議室。 30人以上の前でプロジェクト進捗を報告する瞬間、用意したはずの言葉が頭の中から消えた。何を話せばいいのか分からない。焦って、「すいません…」を繰り返す自分が情けなかった。 中小企業診断士も取った。IT資格もいくつも取った。 知識も努力も、誰にも負けないつもりだった。 でも、“話す力”だけが抜け落ちていた。 頭が真っ白になるとは、こういうことか——。会議が終わった瞬間、心の中で焦りがこみ上げた。     【話し方講座との出会い】 「人前で話す練習をしないといけない」 そう思って、初めて“話し方講座”というものを検索した。 調べて驚いた。料金はピンキリで、数万円のものから十万円を超えるものまで。 いくつか説明会に参加して、最終的に“新橋で開催されるリアル講座”を選んだ。週1回、30人ほどの参加者が集まる。 【発声から始まった、小さな挑戦】 初回は発声練習から始まった。 「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ!」と、腹の底から声を出す。 まるで演劇部の練習のようで、懐かしさすら感じた。 その後は、1人ずつ前に出て話す。テーマは「今週の気づき」。 最初は恥ずかしくて、声も震えた。でも、何度も繰り返すうちに、少しずつ言葉が出るようになっていった。 【気づいた、“伝える勇気”という力】 講師が言った。 「話すことは、“声を出す技術”じゃない。相手の心に届く“勇気”なんです。」 その言葉にハッとした。 これまで私は、“上手に話す”ことばかりを意識していた。 でも本当に大切なのは、“自分の想いを届けること”。 完璧じゃなくていい。言葉に心が乗れば、人はちゃんと聞いてくれる。 【緊張は敵じゃない——力に変わる瞬間】 それからというもの、会議の前に必ず発声をし、深呼吸をするようになった。 完璧なスクリプトではなく、“伝えたい一点”を明確にして臨む。 不思議と、緊張は“力”に変わった。 あの日、声が出なかった自分に伝えたい。 「大丈夫。話すことは技術じゃなく、練習で変わる勇気だよ。」 【明日からの一歩】 明日からの一...