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え、パソコンが喋る!?理系女子が輝くシステム現場のリアル ー性別より実力、才能が光る職場にあった“本当の多様性”

パソコンから声が聞こえるんだってさ!



そんな話を聞いたのは、配属されたての新人研修中のことだった。正直「何を言ってるんだ」と思った。でも、その彼女は本当にすごかった。プログラム、開発、テスト…何をやらせても一番。僕も負けていないと思っていたけど、彼女の前では素直に白旗を上げた。


理系の大学に、女性はなぜ少ない?

僕は理系の大学出身だ。クラスは19人、そのうち女性は2人。割合にすると10%ちょっと。講義の内容に男女の違いは全くなかったし、体力を使うわけでもない。それなのに、なぜ女性は少ないのか?当時からずっと不思議だった。

大学では、レポートや研究に追われる日々。でも、性別で差が出る場面なんて一つもなかった。いや、むしろ几帳面で粘り強い女性の方が、プログラミングや実験に向いているんじゃないか?そんな印象すら持っていた。


システムの現場も、やっぱり少数派?

新卒で入社した日立製作所。配属先の新人同期を見渡すと、女性の比率は約3割。つまり、大学時代よりは少し増えたけど、やっぱり少ない。

でも驚いたのはその後。新人研修でプログラムの課題があったんだけど、一番コードが美しく、動作も完璧だったのは、あの“パソコンから声が聞こえる”彼女だった。彼女は冗談交じりに「コードが話しかけてくるの」と言う。僕にはそんなスキルはなかった。自分でも手応えを感じていたけど、彼女の才能には完全に脱帽だった。


活躍できるのは「わかる人」「できる人」

それから10年以上、数えきれないほどのプロジェクトに参加してきた。業種も内容もバラバラ。でも、一つだけ共通して言えることがある。

「できる人が活躍する」それだけの世界だということ。

もちろん、女性の上司や先輩もたくさんいたし、産休や育休で一時的に離れる人もいた。でも、システムの世界は基本的にプロジェクト単位でチームが組まれ、数か月〜数年でメンバーが入れ替わる。だから「来月から来ません」と言われても、「了解、じゃあ引継ぎどうしようか?」と淡々と進めるだけ。性別や背景にこだわっている暇はない。


ダイバーシティって何だったっけ?

最近では「ダイバーシティ」「インクルージョン」という言葉をよく耳にする。でも、僕が働いてきたシステムの現場は、言葉として意識しなくても、自然と多様性が存在していた。

性別、年齢、国籍、学歴――本当に関係ない。求められるのはただ一つ、「わかるか」「できるか」。そこに純粋な技術力の勝負があるからこそ、誰でもチャンスがある。誰でも主役になれる。



「私ならできる」から始まる、新しい一歩

もちろん、まだまだ業界全体で見れば女性の割合は少ないかもしれない。でも、僕は声を大にして言いたい。

理系を目指す女性も、システム業界に飛び込もうとする女性も、何も心配することはない。パソコンは性別を見ていない。コードは誰の手から生まれたかなんて気にしない。わかる人が、できる人が、次の時代をつくっていく。

あのときの彼女のように、あなたの中にもパソコンの声が聞こえる瞬間がくるかもしれない。

さあ、迷うことなく、次の一歩を踏み出そう。

「私ならできる!」明日から踏み出す新たな一歩を信じて

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