通訳って、マジで超人じゃない?
「マジで人間か⁉」
初めて同時通訳を目の前で体験したあの日、私は本気でそう思った。
私はグローバル企業でシステムエンジニアをしている。英語もそこそこできる。特にシステム系なら、言いたいことは伝えられるし、相手の言っていることも理解できる。でもそれは、“得意分野限定”の話。
理解するには、集中力が命
夜10時からのグローバル会議。北米、ヨーロッパ、日本、東南アジアのメンバーが集う。英語が標準だけど、時差や疲労で、集中力はすり減っていく一方。私の場合、半分ぐらいしか話が頭に入ってこない日もある。
そんな時に現れるのが、「通訳という名の救世主」だ。
通訳が同席する安心感
私は時々、通訳の方と同じ会議に入る。
「今の、ちょっと補足お願いできますか?」と頼まれることもあれば、逆に通訳された日本語がピンと来ない時、自分で英語を聞いて確認することもある。
そこで強く感じるのは、通訳という仕事は、スキルの差がものすごく出るということ。
特に日本人が多い会議では、通訳の存在感はとてつもなく大きい。
通訳は、ただの翻訳者じゃない
優秀な通訳者は、ただ言葉を置き換えるだけではない。
会議の“流れ”を読み、時に止め、確認し、全員の理解を支える。まるでファシリテーターのように場をコントロールしているのだ。
私が尊敬する通訳者に共通するのは、以下の2点:
-
同時通訳ができる
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会議のリードができる
この2つを両立できる人は、本当に稀有な存在。英語ができるエンジニアである私でも、これは無理だと断言できる。
通訳がいるだけで、場が整う
通訳がいると、つい英語をさぼってしまう…それくらい“任せられる”安心感がある。
でも、それは彼らが「言語」だけでなく、「理解のプロセス」までサポートしてくれるからだ。
通訳は、会議を支える縁の下の力持ち――
いや、会議そのものを形作る“場の演出家”だ。


明日から踏み出す、新たな一歩
私も英語のスキルを磨くだけじゃなく、通訳者のように「伝える」「聞く」「整える」力を身につけたい。
グローバルの現場で、ただ存在するだけでなく、チームの理解を支える一人になりたい。
私ならできる!まずは一歩、聞く力から磨いていこう!
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