驚愕!日本は“デジタル後進国”?の声に…
「マジで⁉ 日本って、デジタル後進国って呼ばれてるの⁉」
ある日、同僚との雑談で出たこの言葉に、思わずフリーズした。たしかに、ビジネスシーンでFAXがまだ現役で使われていたり、キャッシュレス決済の導入率が他国より低いことは事実。でも、それだけで「日本=デジタル後進国」と決めつけるのは早計では?
■ 日本が誇る、知られざるテクノロジーの数々
では少し視点を変えてみよう。
「Winny」を覚えているだろうか?2000年代前半に登場した、P2P(ピア・ツー・ピア)による革新的なファイル共有システム。世界でもまだP2P技術が一般化されていなかった時代に、日本から生まれた最先端技術だった。
さらに「TRONプロジェクト」。これは、誰もが使えるOSを目指して開発された国産技術で、教育や組み込み機器、さらには家電などにも広がっていった。Windowsのように一般消費者向けではなかったため表舞台からは外れたが、今も多くの製品の中に組み込まれて生き続けている。
こうした過去の偉業にこそ、日本の技術力の本質が見えてくる。
■ 世界を揺るがす論文の著者は…日本人⁉
そして今、ブロックチェーンという言葉を聞いたことがある人も多いはず。ビットコインの基盤となるこの概念を生んだのは、なんと「Satoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト)」と名乗る人物。
諸説あるものの、その名前から「日本人では?」という声も多い。
世界中の金融やシステムを根底から変えるこの技術が、日本人の論文から始まっている可能性が高いという事実。
それだけで胸が熱くならないだろうか。
■ ゲーム機に宿る、日本のデジタル魂
もっとわかりやすい例を挙げよう。任天堂やセガ。この2社が生み出した家庭用ゲーム機やゲームソフトは、世界中の子どもたち、いや大人たちの心をも虜にしてきた。
それは単なるエンターテインメントではなく、インターフェース設計やグラフィック処理、ハードウェアとの融合といった、非常に高度なテクノロジーの集合体でもある。
つまり、日本は技術と体験の融合において、常に世界をリードしてきたのだ。
■ 技術が“使われる”ための壁とは何か
しかし、世界に広がった技術と、広がらなかった技術。
この違いはいったい何だったのだろう?
その答えは「技術の質ではなく、社会との接続の仕方」にある。
TRONがWindowsに負けたのは、機能や品質のせいではない。
単純に、Windowsが早くから企業に入り込み、“使われる仕組み”を作ったからだ。
技術は“優れているだけでは広まらない”。
社会にどう溶け込むか、利用者にどう受け入れられるか。そこが勝負なのだ。
■ 遅れてる?いや、むしろ“早すぎた”
日本の技術は、実は時代の最先端を走っていた。
そして、そのあまりの先進性ゆえに、世界が追いつかなかったこともある。
つまり、「遅れている」のではなく、「先に行き過ぎていた」のだ。
■ 誇ろう、日本のエンジニアたち
私は声を大にして言いたい。
「エンジニアよ、自信を持っていい!」
日本の教育制度で育ち、日本の現場で磨かれた技術者たちは、間違いなく世界に通用するスキルと発想を持っている。
世界で通用するには、語学よりもまず「自信と誇り」。
そして、日本発の技術を、世界の誰よりも理解しているのは、私たち日本人自身なのだから。
■ 未来を創るのは、これからの一歩
世界のどこにいても、日本の技術に対する敬意を耳にするたび、私は思う。
「技術は、誰かが信じて育てていくもの」
そしてその誰かは、今ここで働く私たち自身なのだと。
だから、今日このブログを読んでくれたあなたにも伝えたい。
日本の技術は遅れてなんかいない。むしろ未来を先取りしてきた証だ。
その技術を、どう使い、どう育てていくかは、あなたの手にかかっている。
さあ、胸を張ってこう言おう。
私ならできる!明日から踏み出す新たな一歩!
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