作ることから始める、システム学習のリアルな第一歩
うわっ、システムって複雑すぎ!?
そう思ったあなた、大正解です。サーバ、ネットワーク、データベース、Webシステム……。なんでこんなに分かれてるの?と思うのは当然。でも、だからこそ面白いんです。
とりあえずプログラムから勉強した。けど…
「システムを学ぼう!」と意気込んだ私が最初に手を出したのは、やっぱりプログラム。書籍を買い、試験勉強もして、コードを書きまくる日々。しかし——いざ試験に通っても、なぜか「全体像が見えない」。知識が頭に残っていない。自信が持てない。そんな違和感がずっと残りました。
システムは、プログラムだけじゃない。
ある日、ふと冷静に考えてみた。システムって、実はプログラムが全体のごく一部。データベースがあって、ネットワークがあって、OSがあって、Webサーバがあって、その上で動くアプリがあって…つまり、「仕組み」の中に「プログラム」がいるだけ。これを知らずにコードだけ書いても、そりゃ分からないよね。
試しにWebシステムを作ってみたら…見えた!
「もう作ってしまおう」と決めて、簡単なWebアプリを作ることに。これが正解だった。ドメイン取るのにDNSを調べ、サーバ設定でApacheに苦戦し、バックエンドをPHPやNode.jsで組み、フロントはHTML/CSS/JSで作る。そしてDB連携。…カオスだけど、超楽しい!
必要な知識が、順番に浮かび上がってくる。
作っていく中で、「あれ?これってどうやるの?」「サーバーって何?」「セキュリティは?」と、自然に疑問が出てくる。それを一つひとつ調べて解決する。知識が「試験のため」じゃなく、「目的のため」に身についていく。この感覚、クセになります。
できたときの達成感は、試験じゃ味わえなかった。
最初のシステムが動いた瞬間、自分の中で何かが変わりました。「あ、俺、これできるかも」と。実際、学んだことの質が違う。ただの暗記じゃなく、経験として身体に染み込む。これは試験では絶対得られない学び方。
結論:勉強するより、まず作ろう。
どこから勉強するか?
答えは「作りたいものを決めて、作る中で必要なことを学ぶ」。その繰り返しが、最も早く、最も深い理解に繋がる。だからあなたも、まず動こう。明日、HTMLファイルを1つ作ることから始めてみてほしい。


私ならできる。あなたもできる。明日から一歩ずつ!
最初の一歩は、プログラムじゃなく「やってみたい」という気持ち。そして小さくても、作ってみること。そうすれば、自然と学びの流れができてくる。試験より、正解より、まず「自分の手で作る」体験を大切にしてください。
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