WebもバッチもIoTも。全部同じ? いや、実は違う。その違いを面白がれる人が“次の主役”です。
「えっ!IoTって、パソコンだけじゃないの⁉」
そんな声が聞こえてきそうなほど、IoT(Internet of Things)という言葉は、まだまだ“謎めいた存在”として捉えられています。でも、ちょっと待ってください。私たち“システム屋”にとって、IoTは日常茶飯事。今日はこのIoTシステムについて、他のシステムと何が違うのか、少しリアルに語ってみようと思います。
システムって、そんなに種類あるの?
まず前提として、システムといっても実はさまざまな種類があります。
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Webシステム(ネットで見るアレですね)
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バッチシステム(裏で動いてるけど重要なやつ)
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SaaSシステム(クラウドで完結)
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システム間連携システム(APIで繋がるアレ)
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そして、IoTシステム
同じ「システム」でも、目的も構成も使う技術も異なります。じゃあ、IoTはどこが違うのでしょうか?
違いは「端末」と「現場」
IoTシステムの最大の特徴は、“現場がある”ということ。
つまり、センサーだったり、デバイスだったり、フィールド側で物理的な動きが起こる。
たとえば、気温センサーでデータを取ったり、ドアの開閉を検知したり。現場の動きが、ネットを通じてサーバに集まり、可視化されたり、自動制御されたりします。
でも、構造は一緒です。
とはいえ、基本構造は他のシステムとあまり変わりません。
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インフラ(ネットワークやサーバ)
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プラットフォーム(データをさばく基盤)
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アプリケーション(ユーザーに見せる部分)
この三層で構成されるのが一般的。IoTも、結局は“プログラムで動いている”という意味では同じ仲間です。
違いが出るのは、「どこで処理するか」「どの言語を使うか」「どんな形式のデータを扱うか」など、レイヤーの組み合わせとチューニングにあります。
開発の楽しさは「選択」にある
IoTだからC言語? WebだからJavaScript? バッチだからShell?
そういう技術的な選択肢が広がるのも、開発の醍醐味のひとつ。
すべてが“違うけど、つながっている”この世界。
まるでレゴを組み合わせるように、自分だけのシステムを組み立てていけるのです。

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最後に:IoTって、結局楽しい。
「難しそう」と思われがちなIoTですが、実はすごく人間臭い。
センサーが反応したり、遠くの現場からデータが飛んできたり。
物理とデジタルがつながると、開発はぐっと面白くなるのです。
“違い”を知れば、技術はもっと身近になる。
“違い”を楽しめば、仕事はもっと熱くなる。
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