冒頭の衝撃:それ、技術じゃないの!?
えっ!?それ、技術じゃないの!?
――日本の技術力は世界に誇れる。でも、その「技術」って、実は技術者の力だけじゃなかったんです。
日本の現場で育まれた誇り
私はキャリアのスタートを日本のエンジニアリングから始めました。一時、研修で、フランスのルノーに赴任したことがありました。そのとき、日本人技術者の存在感に驚かされました。緻密で確実、信頼できる仕事ぶり。現地のエンジニアたちが一目置くほど、日本の「技術力」は強かったのです。
それでも感じた世界との差
でも、エンジニアとして10年以上の歳月が経った今、正直に思うことがあります。
「ソフトウェア開発に関しては、アメリカ、中国、インドの方が上だな」
特に、スピードと応用力、プログラミングにおける即戦力。日本のチームが太刀打ちできないと感じる場面も少なくありません。
それでも日本が技術立国である理由
じゃあ、なぜ日本が技術立国として認識され続けているのか?
――それは「技術者」だけの力ではないからです。
日本には、技術を補う環境があります。運用で支える現場担当者、丁寧なルール作り、それを守る利用者。この三者が技術の完成度を底上げしています。
たとえば、切符の券売機。日本では「呼び出しボタン」があって、押せば駅員さんがすぐに対応してくれる。この“人の気配のある技術”が日本らしい。それに対し、海外では無人のまま、機械任せのところが多く、使い方がわからなければ途方に暮れることも。
日本の「技術」は、文化と人との融合で成り立っているのです。
文化が支えるテクノロジー国家
人がそっと寄り添う技術、ルールが活きる運用、そしてそれを当たり前に守る国民性。技術者一人では決してできないことが、日本では自然に組み合わさって社会を支えています。
だから日本は住みやすい。だから日本の技術は信頼される。
空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」

締めのメッセージ:私たちにできること
「技術=技術者の力」と思っていたら大間違い。
私たちはこの文化の一員として、支える側にも、つなぐ側にもなれる。
だからこそ誇りを持って、こう言えるのです
私ならできる!明日から踏み出す新たな一歩
コメント
コメントを投稿