なぜ今、けん玉トーナメント⁉
そう思ったあなた、ちょっと聞いてほしい。これは、うちの子どもが“けん玉”に本気で挑んだ、汗と涙とゴム鉄砲の(?)物語である。
■ 昭和の遊び、見直されてます!
正直、私は“昭和の遊び”肯定派である。
テレビゲームやYouTubeが全盛の今でも、昭和のアナログ遊びには「勝てない魅力」が確かにある。
そのきっかけをくれたのが、通っている学童。
そこでは、けん玉・メンコ・プラパン・ゴム鉄砲など、今どき家で用意するのが難しい昭和の遊びを、先生たちが丁寧に教えてくれる。
親としては、感謝しかない。
■ ハマったのは“けん玉”、そしてトーナメントへ!
特に、うちの長男がドハマりしたのが「けん玉」。
最初は「むずかしい〜!」と投げ出しかけたが、学童の先生が大会を企画してくれたことで火がついた。
「優勝してトロフィーもらうんだ!」
その一言を聞いて、家でも猛特訓が始まった。
皿に乗せて、大皿、中皿、小皿、ろうそく、飛行機…と技をひとつずつクリアしていく様子に、親も驚くほどの集中力。
ゲームより熱い、けん玉バトル勃発!
■ でも、子どもの情熱って“先生次第”なところも…
そんなけん玉ブームは、ある日突然終わった。
理由は――先生が異動してしまったから。
「先生がいないと、トーナメントないから、もういいや」
けん玉は棚の上に戻り、別のブームへと移っていった。
でも、その後すぐにハマったのが「ルービックキューブ」。
今度はネットで解き方を調べて、タイムを計って競うほどに。
あの負けん気と集中力は、やっぱり昭和の遊びが育ててくれたんだと思う。
■ 指先・集中力・悔しさ――全部詰まってるのが“昭和の遊び”
昭和の子どもたちが夢中になった理由、今ならよくわかる。
技を磨き、友だちと競い、うまくできたら「すごい!」と褒め合う。
勝てば嬉しくて、負ければ悔しくて泣いたりして――
でも、それって全部“生きる力”だ。
今はどうしても塾や習い事で、子どもも親も時間に追われがち。
でも、その合間に“親子で一緒に”昭和の遊びをするのは本当におすすめ。
学びにもなるし、なにより一緒に笑える。


■ 「私ならできる!」――明日から、親子の一歩を踏み出そう
子どもの興味って、時代が変わっても本質は変わらない。
夢中になれるものがあれば、心も体も育っていく。
だからこそ、ほんの少しでも時間を作って、親子でアナログな遊びにチャレンジしてみてほしい。
競い、笑い、負けて泣いて、それでもまた挑戦する。
それが、きっと子どもを強くしてくれる。
そして、そんな子どもの背中を見て、私も思うのだ。
「私ならできる!明日から踏み出す新たな一歩」――ね。
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