システムの重要性って誰が決めてるの?
ああ驚いた!システムの優先順位が「声の大きさ」で決まっていたなんて
あなたの会社では、どのシステムが重要か、ちゃんとした基準がありますか?
使っている人数?コスト?それとも、自分が担当しているかどうか?
実は、社内で「このシステムが大事!」と一番叫んだ人の意見が通る、なんてことも珍しくありません
私の「絶対に譲れない」システム判断基準
でも、私にはひとつだけ、決して譲れない判断基準があります
それは、「人の命に関わるかどうか」
これは、エンジニアとして何よりも大切にしている軸です
かつて銀行系のシステムを担当していた頃、あるエラーが原因でATMが一斉停止したことがありました
もしもこの障害が長引いていたら、給与の振込が止まり、医療費の支払いができない人が出ていたかもしれません
交通系システムでは、一つのバグが事故の引き金になる可能性もある
食品系のシステムでも、誤った成分表示や温度管理ミスが、命に関わる結果を生むこともあるんです
そのシステム、止まったら1億円飛びますか?
次に重要なのが「損失の大きさ」
そのシステムが止まったら、どれだけの金銭的損害が発生しますか?
何百万円ではなく、億単位の損失が即座に発生するようなシステムであれば、それは十分に最優先にすべき対象です
もちろん、全てのシステムに億単位の影響があるわけではありません
だからこそ「損失の規模」というのは、判断の重要な一手になります
自分の感性も、大事にしていい
そして最後に、私は「自分の感性」を信じています
なぜなら、現場で長年培ってきた経験や直感は、数字では測れない価値を持つからです
「これはなんとなく危ない」「この仕組みは脆弱に見える」
そんな違和感が、実際に大きなトラブルの前兆だったこともありました
人命 → 損失 → 感性
これが、私のシステム判断の3つの軸です
声の大きさに振り回されない、自分の軸を持とう
もちろん、社内にはいろんな事情があります
「このシステムを最優先に!」と圧をかけてくる上司や部門もいるでしょう
でも、そんなときこそ、自分の軸を見失わずにいてほしいんです
エンジニアとして、命を守る視点、未来を見据える視点を持ってほしい


明日から踏み出す新たな一歩
人命、損失、感性
この3つの軸があれば、あなたもブレずに判断できる
大丈夫、私ならできたから、あなたにもできる
明日から、より誇りをもってシステムと向き合っていこう!
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