はじまりは“混沌”の時代から
「えっ!まだCでやってんの!?」
そんな言葉が飛び交っていた時代、私はプログラミングを始めました。当時は言語の選択肢がどんどん増えていて、何から学べばいいか混乱するばかり。
まず私が取り組んだのはC言語とC++。
オブジェクト指向という概念を理解したくて、本を何冊も読み漁る日々でした。大学でもC寄りのC++でシミュレーションを作り、ひたすら試行錯誤。今思えば、かなりの根性勝負でした。
驚きの“スクリプト体験”
転機が訪れたのはフランス研修。
あるシミュレーションソフトでは、内蔵されたスクリプトで動作制御を行う仕組みになっていて、当時スクリプト言語を知らなかった私は驚愕。「コードってこんな軽く書けるの?」と衝撃を受けた瞬間でした。
Java時代の幕開けとCOBOLからの脱却
社会人になった頃、Javaが一気に進化中で、Java4が登場。
私の業務もサーバー構築やDB連携、メッセージ処理などJava一色に染まりました。その一方で、COBOLからの移行プロジェクトも多数あり、GoやCOBOLの学習も必要に。
古い技術と新しい技術の橋渡しをするような時期でもありました。
言語の多様化と“現場力”
JavaScript、PHP、Rubyといったスクリプト系も爆発的に広まり、管理業務ではVBScriptやVBAも大活躍。とくにVBAは週次資料の自動生成に欠かせず、Excelを操る最強の武器でした。
Pythonも、データ分析が盛んになる中で注目され、Lambdaなどのサーバーレス系スクリプトにも触れる機会が増えました。
振り返って思う「学ぶべき1本」
こうして振り返ると、C++やJavaといった**“コンパイラ言語”の基礎があったこと**が、後々どんな言語にもついていけた大きな理由だと思います。
プログラミング言語は今、自然言語に近づきつつあります。難しいように見えて、実は基本構造は変わっていないんです。
だからこそ、これから始めるならJavaのような構造のしっかりした言語に触れておくと、その後の成長がグッと加速します。
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最後に:必要なのは、“一歩”だけ
今は「プログラミング不要論」も聞かれます。でも、それでも挑戦してみたい人がいるなら、私は言いたい。
「最初の1本」に出会えば、全部つながっていくから大丈夫。書いて、動かして、失敗して、直して、動かす。それができれば、あなたはもう立派なプログラマーです。
私ならできる!明日から踏み出す新たな一歩!
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