20年前の新人時代に握りしめた試験勉強ノートが、今も私の道しるべ
「うそでしょ!? 入社前に試験!?」
20年前、私は日立製作所にIT担当として入社が決まっていた。けれど入社の条件のように言われたのが、初級システムアドミニストレータ(通称シスアド)と基本情報処理技術者の取得だった。
今でいうITパスポートのような位置づけだったけど、当時は「初級シスアド」がIT入門の最初の壁。その上に「基本情報処理技術者」という難易度アップの壁があった。
でも、朗報!
「基本情報処理技術者を取れば、初級シスアドは免除になる」
そう聞いた私たちは、みんな前倒しで基本情報を目指して必死に勉強。アルゴリズム?ソート?マルチスレッド?見たことない単語に囲まれながらも、問題集を繰り返し解いて、なんとか合格ラインにたどり着いた。
試験勉強は人生のライフライン
その後、何年も経って、高度情報処理技術者試験もいくつか取ることができた。でも正直に言うと、あのとき必死で取り組んだ**「基本情報処理技術者」の勉強こそが、いまでも私の“技術理解の土台”**になっている。
情報処理推進機構(IPA)のすごいところは、たとえ高度試験を受けても、必ず午前問題で「基本情報の復習」を入れてくるところだ。つまり、基礎ができてないと高度試験には通さないというポリシー。
実はこれ、技術の世界ではとても重要な考え方。技術は常に進化する。AI、クラウド、セキュリティ、DX…。でも、どんなに新しくても、土台となる“基本”が理解できていなければ応用が効かない。
IPAは世界に誇れる日本の教育モデル!
日本では当たり前になっているこのIPAの試験制度。だけど私が海外のITパートナーと話すたびに思うのは、
「この仕組み、グローバルでも絶対使える!」ということ。
基本から高度へ、段階的に力を伸ばす設計は、まさに“使える教育”。これをもっと世界に発信すべきだし、日本の教育が世界のスタンダードになる日が来ると信じてる。
空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」

最後に
今これを読んでるあなた、もし「ITって難しそう…」と思っているなら大丈夫。
私だって、最初は「え?試験?」と叫んだところからのスタート。だけど、基本を知ることで、ずっと強くなれた。
やってみようと思えば、きっとできる。
一歩ずつでいい。基礎を固めて、未来を作っていこう。
私ならできる!明日から踏み出す。
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