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コンサルじゃ世界は変えられない!? 経験から見えた“限界”と、次に踏み出す勇気

「えっ、ここまで提案しても誰も動かないの!?」


コンサルとして様々な会社を回り、プロジェクトを次々に進める中で、何度もそんな歯がゆい瞬間に遭遇した。たった2年ほどの経験だったが、振り返れば濃密で、学びの多い時間だった。朝早くから夜遅くまでプロジェクトの課題を洗い出し、提案書を作り、関係者に説明する——その日々の中で、自分の知識や視点が評価される喜びもあれば、決定権がないもどかしさも同時に味わった。


横断的な視点と提案力の面白さ

多方面から声がかかるため、会社を横断的に見て、多くの改善策や解決策を提案できる。それは確かに面白く、視野を広げる絶好の機会だった。あるプロジェクトでは、複数部門の業務フローを整理し、効率化の提案を行った。その時、各部署から「こんな発想はなかった」と驚かれた瞬間の達成感は、コンサルならではのものだった。

しかし、どれだけ優れた提案でも、コンサルはあくまで“提案者”にすぎない。最終決定には関与できない。声を張り上げ、「ここが絶対に良い!」と叫んでも、決断は闇の中に隠れ、結果として自分の提案が適用されないことも多々あった。


立場の限界と歯がゆさ

ベンダーからも“コンサル”として見られるため、重要なポイントは必ず社員を巻き込む必要がある。正直なところ、社員よりも理解している自信はあった。それでも、社員か社員でないかという立場の違いが、決定において決定的な壁になる。さらに、予算も扱えない。自分が熱を込めても、社員が自分のプロジェクトに予算を回さなければ、提案は机上の空論に終わってしまう。

この立場の制約に、何度ももどかしい思いをした。提案が通らず、プロジェクトが停滞する中で、「もっと自分が決められれば…」という思いが何度も頭をよぎった。自分のアイデアが世に出ない悔しさや、現場の実情を知りながらも手を出せないもどかしさ——その感情が積み重なっていった。


次のステップへの気づき

それでも、この経験を通して一つの事実に気づいた。立場を変え、社員として、あるいは全体をコントロールできるポジションに立てば、より良いシステムの在り方を本当に実現できるということだ。コンサルとしての限界を知ったからこそ、全体像を見渡し、意思決定に関わる力の重要性が身に染みて理解できた。

また、提案だけでなく、実行まで関わる経験が必要だということも痛感した。提案が適用されない歯がゆさを経験したからこそ、自分の思いを形にするためには、決定権を持つ立場で挑む必要がある。

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明日への一歩

結局、コンサルの限界は“提案止まり”であることにある。しかし、それを知ったからこそ、次に進むべき道が明確になった。自分ならできる。明日から、私は一歩を踏み出す。提案だけではなく、実行も含めて、システムをより良く変えていく。その思いを胸に、明日からの挑戦が始まる。

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