英語は本当に必要なのか?
「えっ!? Deloitteに入っても、英語なんて使わないの?」──これは私が最初に抱いた違和感です。
大手コンサルといえば、グローバル案件を華やかに飛び回るイメージを持ちますよね。ところが実際は、日本のお客様を支える案件がほとんど。毎日英語を使うシーンなんて、思った以上に少ないのです。
プロジェクト探しの日々
コンサルティングの現場では、案件ごとにプロジェクトメンバーを集めます。適材適所で人を探すというよりは、まず優秀な人を確保して、プロジェクトごとに調整しながらアサインするスタイル。
人材の情報は一箇所にまとまっていないので、「この人、システム強い?」「誰か英語できる人いない?」といった声が、日々ネットワークを通じて飛び交います。そんな中で私も、いくつかの国内プロジェクトを回して経験を積んでいました。
英語×システム、突然のチャンス
入社して1年少したった頃、ある日声がかかりました。
「英語ができて、しかもシステムに強い人を探しているんだけど」
そう、まさに私へのオファーだったのです。聞けば、そのプロジェクトは外国人リードが仕切っていて、厳しくも優秀な方。システム構成を理解し、英語でしっかり説明できる人材が求められていました。
面接での勝負
プロジェクトに入る前、私はそのリードとの面接に臨みました。Architectureの全体像を整理し、どう説明すれば伝わるかを必死に考え抜きました。
結果は──合格。
英語はコンサルの中でも希少な武器。そして「システムがわかる」×「英語で話せる」という掛け算は、想像以上に強力なカードだったのです。
英語は武器になる
そのプロジェクトをきっかけに、私のキャリアは加速していきました。Deloitteのような大手コンサルでも、実際には英語を使える人は限られています。だからこそ、ほんの少しのスキルが差別化につながる。
英語は、コンサルタントとしての自分を際立たせる武器でした。


そして、これから
英語は万能ではないかもしれません。でも「ここぞ」という場面で使えることが、プロジェクトの流れを変え、キャリアを大きく前に進めるきっかけになります。
あの日の挑戦があったから、私はグローバルなシステム屋としての道を歩み出すことができました。
👉 私ならできる!明日から踏み出す。
コメント
コメントを投稿