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7月, 2025の投稿を表示しています

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「私がスポットライトを浴びる日」— ビッグサイト登壇という夢が叶うまで

憧れから一歩ずつ。セミナー好きな“システム屋”が、夢のステージに立った話。 「まさか、あのビッグサイトの登壇台に、自分が立つ日が来るなんて…!」 あの大舞台を初めて見たのは、入社してすぐの頃だった。 いくつものIT展示会やセミナーに足を運び、目を輝かせながら最前列に座る“ただのシステム屋”だった私。 でも、心のどこかでは、こう思っていた。 「やっぱり、登壇している人ってカッコいいな」って。 ■ スポットライトの先に見えた“理想の自分” 企業の代表として紹介され、観客に向かって堂々と語るスピーカーたち。 スポットライトを浴びながら、未来のビジョンを語る姿に、私は何度も心を打たれました。 中でも印象的だったのは、ある年の登壇者。 東京証券取引所のCIOが、強い口調で「5年後の日本はこうなる」と未来を描いた瞬間。 その言葉は、自分の中の迷いや不安を消し、「先を目指さなきゃ」と勇気をくれました。 ああ、やっぱり前向きな言葉っていいな。 聞いている人の心を動かし、「自分もやれるかも」と思わせてくれる。 ■ 不安の中に、光を差し込める人になりたい 気づいたんです。 いいプレゼンって、未来を語るだけじゃない。みんなの“不安”にそっと光を当ててあげること。 「このままでいいのかな?」という迷いに、「それでいいんだよ」と背中を押してくれる人。 そんな人に、私はなりたいと思いました。 さらに、笑顔があると、もっといい。 会場全体が明るくなる。製品も企業も、そしてその人自身も、好印象を残してくれる。 ■ 失敗の中にも、一歩があった 実は、私は一度だけ登壇のチャンスをもらったことがあります。 自分の開発したシステムを使った新しい事業アイデアを、ある社内ピッチイベントで発表しました。 ちょっと芝居風にして、「Like」はたくさんもらえましたが…正直、結果は散々。 でも、 あの瞬間、夢に一歩近づいた のは間違いない。 それから何度も転んで、立ち上がって。 やっと今回、 ビッグサイトという“夢のステージ”に登壇できる日が来た んです。     ■ 明日は、もっと明るい未来へ 夢って、いつか“叶っていた”って気づくものなんですね。 あのとき観客席にいた私は、もういません。 ステージから、誰かに勇気を与えられる...

ビッグサイトの熱狂!システム系イベントは今、異常にアツい! サブタイトル

ITだけじゃない。マーケもコラボも、未来も詰まった"今どきイベント"の歩き方 「うわっ、また今日もビッグサイト⁉」 そんなツッコミを受けるくらい、私は足繁くイベント会場に通っている。 特に多いのが、東京ビッグサイト。そして時々、幕張メッセにも足を運ぶ。 目的はただひとつ。 「面白いシステム系イベントを探すこと」 それも、ただのシステムじゃない。 AI、SaaS、クラウド、IoT、セキュリティ、そして最近ではマーケティングと融合したハイブリッド型の展示会も増えてきた。 ビッグサイトは“宝箱” ビッグサイトでは、1日にいくつもの業界イベントが同時開催されている。 医療、製造、小売、教育、建設、物流…。そして、ほぼすべての分野に共通しているのが**「システム化の波」**だ。 同じ日、同じ建物内で複数の業界が動いている。つまり、**「横のつながり」**が自然と生まれる。 私はここで、いろんな業種とITの“化学反応”を見てきた。 システム系イベントの“熱気” 正直、肌で感じる。 「システム系イベントの盛り上がりはすごい!」 一つのイベント会場に、システム関連のブースが複数あるだけでなく、 同じ会社が**“別会場にも出展してる”**なんてこともある。 似たようなサービスが多く並ぶ中で、 「どこが違うの?」「AI使ってるって言ってるけど、具体的に何してるの?」 そんな会話が自然と始まる。 この比較こそ、 今を読み解くヒント だ。 小さい企業が埋もれていく? ただ、一つ残念なこともある。 新しい技術やアイデアを持った小さな会社が、**“通路の端っこ”**や“人通りの少ないゾーン”に追いやられていることだ。 これ、 本当にもったいない。 なぜなら、そこにこそ「未来の芽」があることが多いから。 私は、時間があればあえてそういうゾーンに向かうようにしている。 “他業種コラボ型”イベントが面白い 最近のイベントでは、「システム × マーケティング」「IT × 医療」など、 異業種とのコラボ展示 も目立ってきた。 これは完全にマーケティングの一手なんだけど、参加者側にもめちゃくちゃメリットがある。 なぜなら、**「普段別々の勉強会でしか得られない知見」が、1回で手に入る」**からだ。 無料で行け...

そのアイデア、未来を動かす鍵かも!? ~「ドラえもん」みたいなシステムで、世界はもっと良くなる~

あぁ、こんな機能、誰か作ってくれないかな…! そんなこと、日常で何度も思いませんか? コンビニの無人レジでもたついて、「もう少しスムーズに支払えたらな…」と感じたり、交通渋滞を見て、「なんでまだこんなに混むんだろう」と思ったり。 システムエンジニアである私には、そうした“ちょっとした不便”が未来のヒントに見えて仕方ありません。 少しのアイデアが、社会を大きく動かす もっと空気の綺麗な世界、もっと安全な世界、人の感情が分かるような思いやりに満ちた社会。 そんな世界って、どこか遠くの話に感じるかもしれません。でも、実はそれって**「少しのシステムの工夫」**で、グッと現実に近づけるのです。 たとえば、自動車。 「EVが普及すれば地球に優しい」と言われていますが、そこにいきなりジャンプするのは難しい。だったら段階的に、「騒音センサーをつけて、うるさい車をデータで可視化する」だけでも社会は変わります。 あるいは、 マイナンバーを運転免許証代わり にしたり、 免許証自体を車の鍵にする仕組み を作ることで、利便性や安全性も高まるでしょう。 さらに、 法定速度に合わせて自動でスピードを調整する仕組み なんてものが実現すれば、事故は格段に減るはず。 「すべてを一気に変えなくてもいい」 「ちょっと変えるだけで、社会は変わる」 私はそう信じています。 日本こそ、「未来を形にする国」であるべきだ かつて「ドラえもん」を生み出したこの国は、 “あったらいいな”を形にする力 を持っています。 そして今、その想像力と技術力を組み合わせて、もう一度世界を驚かせるタイミングが来ているのではないでしょうか。 「IoT」「AI」「クラウド」——便利な技術はたくさんあります。でも大事なのは、それをどう使うか。 私たち一人ひとりが「こんな仕組みがあったら便利だな」と想像すること。 そして、それを 一歩ずつ形にしていく勇気 こそが、未来を作る原動力です。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」       さあ、今日はどんな未来を考えよう? 朝のコーヒーを飲みながらでも、電車に揺られながらでも、未来のヒントは、どこにでも転がっています。 「今日よりちょっと良い明日」を作るために、まずは想像してみる。 そして、試しに一歩...

「キーボードが消える日」—デジタルネイティブの子どもたちと描く未来の世界

マイクラ育ちの我が子たちが大人になる頃、世界はどう変わっているのか? うわっ、もうキーボードって古いんじゃない!? そんな感覚を覚えたのは、子どもがスマホをフリック入力しているのを見たときだった。 システム屋の私と、マイクラ育ちの3人の子どもたち 私は普段、システム開発に関わる仕事をしています。コードを書き、構成を考え、トラブルシュートする毎日。そんな「ザ・昭和なIT屋」である私には、3人の子どもがいます。 彼らの共通点は、物心ついた時からパソコンと触れ合ってきた「真のデジタルネイティブ」だということ。気づけばマイクラ(Minecraft)で複雑な装置を作り、YouTubeで海外のテック系動画を見ては、新しい操作方法を真似している。 ゲーム専用機よりも、ブラウザやアプリ、設定画面を自在に操る子どもたちを見て、「時代が変わった」と思わずにはいられません。 この子たちが大人になる頃、世界はどうなっている? 私たちがタイプライターやFAXに囲まれて育ったように、彼らが大人になる頃には「キーボード」すら消えているかもしれません。 ・スマホのフリック入力がさらに進化し、脳波で操作する時代に? ・プログラミングはAIが9割以上を代行し、人間は“設計思想”だけを考える? ・IoTは日常のすべてをデータでつなぎ、冷蔵庫が子どもに「おやつの量」を警告してくる時代? ・iPhoneの次、つまり「ウェアラブルでもなく、埋め込み型でもない」新たなUIが誕生しているかも。 そして— 空中で画面を“つかむ”、宇宙旅行が少し身近になる、街では無人運転が当たり前。そんな未来は「フィクション」じゃなく、「リアル」で待っているかもしれない。 でも、だからこそ必要な力とは? この先、AIや自動化によって多くの仕事が形を変えるでしょう。既存の業界が再定義され、新しい事業分野が次々と生まれます。 では、そんな時代を生きる我が子に必要なのは…? それは「デジタルスキル」だけではありません。 自ら課題を見つけ、人を巻き込み、ビジネスを立ち上げる「事業を生む力」、そして、「何が正しいのか」を判断できる価値観が、今まで以上に重要になっていくと思います。 アンケートでおこづかい稼ぎ     将来は、わからない。だからこそ面白い! どんな未来が来るか、私にもわかりません。でも一つ確かなの...

「もう選べない!」システム戦国時代を生き抜くために必要なたった一つの視点

システムは選ぶ時代から、“選ばせる”時代へ。あなたの一歩が未来を変える。 「うわっ…多すぎる!」 思わずPCの画面を閉じたくなったその瞬間、あなたは“今”という時代のど真ん中にいます。 業務効率化ツール、スケジュール管理、在庫管理、グループウェア、AI分析、チャットツール、RPA…。 気がつけば、私たちの周りには無数の“便利そうな”システムがあふれています。 「これ使えば業務が楽になるかも」 「でもこっちのほうが機能が豊富?」 「結局、どれが一番いいの?」 迷って当然です。 なぜなら、 今は“システム戦国時代” 。1年前に覇権を取っていたツールが、翌年には姿を消していることも珍しくありません。 多すぎる選択肢、それは「努力の証」 この混沌とした状態、実はシステム開発者たちの努力の結晶でもあります。 業界ごとに最適化された数多のツールが日々開発され、より使いやすく、より高機能になって、世に出てきているのです。 その姿はまるで、「1強・2強で終着する」かに見えた過去の状態を覆す、現代の動乱。 たとえば、以前はSlack一強だったビジネスチャットに、Microsoft Teams、Chatwork、Discordなどが参入し、今や企業文化によって使い分けが進んでいます。 「良いモノ」が勝つとは限らない ここで思い出したいのが、 “ワード vs 一太郎” の構図。 今や誰もが当たり前のように使っているMicrosoft Word。 でもかつては、日本の企業の多くが「一太郎」を使っていたのです。 年賀状にも対応し、日本の商習慣にピタリと寄り添った一太郎。 一方で、Wordは海外仕様で細かい部分には不向き…。 にもかかわらず、最終的に残ったのはMicrosoftでした。 理由は明快です。 「グローバル展開」「他国との互換性」「価格競争力」そして―― マーケティング戦略の強さ です。 どんなに良い技術でも、それだけでは勝てない 顧客の細かい声に答えられる精緻なシステム。 機能が豊富で、日本の現場にぴったりな国産ソリューション。 それでも、選ばれるのは “多くの人が知っているツール” だったりするのです。 つまり、 「知ってもらう力」=マーケティング力 が、テクノロジーと並んで重要な武器になる時代。   ...

PV1万突破!文章苦手でも「無料×AI×自動投稿」で7カ月続けて見えた景色🎉

苦手から始まったBlogが、世界中から読まれるようになるまで うそでしょ!?文章苦手な私が、7カ月で1万PVいったって!? そう、これは2025年1月、何気なく始めたBlogが、想像以上の結果を生み出した物語。最初はただ、「自分の思いや経験を形に残しておきたい」という気持ちだけでした。 でも――文章がとにかく苦手。 言いたいことはあるのに、言葉にできない。そんなもどかしさを抱えていた私にとって、AIはまさに“相棒”でした。構成も言い回しも、思いを読み取って整えてくれる。これならできるかもしれない、そう思えたのが始まりでした。 無料・自動投稿・AI――これが私の三種の神器 Blogにお金はかけたくない。でも、自分の時間も限られている。 だからこそ、無料のGoogle Blogを選び、夜に書いて朝に自動投稿。 このスタイルが定着したのは、始めて2週間後。 挿絵もAIにお願いして、ちょっとだけ視覚的な工夫も。 SNSにも連携できるように設定し、XやThreads、Facebookにも配信。 「収益になったらラッキー」くらいの気持ちで、Adsenseとアフェリエイトも設定。 ただ、特定の商品に強い思い入れがあるわけでもなく、 アフェリエイトはゼロ円スタート。 数字で見る、私の7カ月 投稿数:205 全PV:10,123 最高PV/日:332(記事バズった日) 最低PV/日:0(開始2日目) 今週のPV:599 国別PV(TOP5) 日本:1,898 アメリカ:1,425 シンガポール:1,188 オランダ:556 ブラジル:482 SNS別クリック数 Facebook:456 X:284 Threads:30 PV数ランキング(TOP5) 1.面接で差がつく自己PRの作り方:264 2.国産ミドルウェアの光と影:127 3.【前編】中学受験で未来が変わる?:102 4.息子がピッチしている!?最優秀賞?:95 5.英語ができなくて悔しかった日々:87 収益 Adsense:553円(※8,000円超えないと引き出せません) アフェリエイト:0円 気づいたこと、それは「検索」からの力 BlogはSNSで拡散してなん...

「えっ、女性がシステム屋ってアリですか?」──その疑問、今すぐ終わらせよう。

性別なんて関係ない。構造を描き、画面を設計し、社会を動かす。 💡 はじめに:驚かれるけど、よくある質問 「えっ、女性なのにシステム屋やってるの?」 この言葉、何度聞かれたか分かりません。でも、そんなの全然珍しくないし、今どき全くナンセンス。今この記事を読んでいるあなたが女性で、「私でもシステム屋になれるの?」と考えているなら、声を大にして言いたい。「もちろん、なれます!」 🧠 システム屋に性別は関係ない そもそも、システム開発に必要な能力は「性別」とは一切関係ありません。 必要なのは、論理的に物事を組み立てる力、構造を理解する力、そして人に分かりやすく説明する力。パソコン操作や資料作成、UI設計、そういったスキルの積み重ねで成り立っているのが「システム屋」という仕事です。 🌏 海外では女性リーダーは当たり前 海外の企業では、女性がシステム部門の部長、役員、CTO(技術責任者)を務めている例も多くあります。 特に欧米の企業では、性別にかかわらずスキルと成果がきちんと見られます。日本でも、グローバルなIT企業では、女性の部長・マネージャーは決して珍しくありません。 🔧 体力勝負じゃないシステムの仕事 「でも、夜遅くまで働くんじゃないの?」と思うかもしれません。確かに、納期前などで夜遅くなることもありますが、それは男女問わず。 昔はサーバを自分で運んだり、重たいマシンを組み立てたり…という作業もありましたが、今はほとんどがクラウド。重いものを持つこともほぼありません。 ノートPC一台で、どこでも仕事ができる時代になりました。 🎨 むしろ女性が得意な部分もある システムの画面設計(UI/UX)や、資料を構造的にまとめてプレゼンする力は、女性の方が得意なケースも多くあります。 「見やすく、分かりやすく、伝わりやすい」──この感性は、システムにも重要な価値です。 🚀 まずは一歩、踏み出すだけでいい 「でも、知識がないし…」という声もよく聞きます。でも、みんな最初は初心者。 少しずつ学びながら、「作ってみる」ことを重ねていけば、ちゃんと力はついていきます。パワポを作ることから始めてもいい。Excelを活用することからでもいい。そこから、設計やデータベースやコードの世界が繋がってくる。     ✨ おわりに:あなたも、システム屋になれる ...

「プログラムから始めたけど挫折した人へ」—それでもシステムが好きになる方法!

作ることから始める、システム学習のリアルな第一歩 うわっ、システムって複雑すぎ!? そう思ったあなた、大正解です。サーバ、ネットワーク、データベース、Webシステム……。なんでこんなに分かれてるの?と思うのは当然。でも、だからこそ面白いんです。 とりあえずプログラムから勉強した。けど… 「システムを学ぼう!」と意気込んだ私が最初に手を出したのは、やっぱりプログラム。書籍を買い、試験勉強もして、コードを書きまくる日々。しかし——いざ試験に通っても、なぜか「全体像が見えない」。知識が頭に残っていない。自信が持てない。そんな違和感がずっと残りました。 システムは、プログラムだけじゃない。 ある日、ふと冷静に考えてみた。システムって、実はプログラムが全体のごく一部。データベースがあって、ネットワークがあって、OSがあって、Webサーバがあって、その上で動くアプリがあって…つまり、「仕組み」の中に「プログラム」がいるだけ。これを知らずにコードだけ書いても、そりゃ分からないよね。 試しにWebシステムを作ってみたら…見えた! 「もう作ってしまおう」と決めて、簡単なWebアプリを作ることに。これが正解だった。ドメイン取るのにDNSを調べ、サーバ設定でApacheに苦戦し、バックエンドをPHPやNode.jsで組み、フロントはHTML/CSS/JSで作る。そしてDB連携。…カオスだけど、超楽しい! 必要な知識が、順番に浮かび上がってくる。 作っていく中で、「あれ?これってどうやるの?」「サーバーって何?」「セキュリティは?」と、自然に疑問が出てくる。それを一つひとつ調べて解決する。知識が「試験のため」じゃなく、「目的のため」に身についていく。この感覚、クセになります。 できたときの達成感は、試験じゃ味わえなかった。 最初のシステムが動いた瞬間、自分の中で何かが変わりました。「あ、俺、これできるかも」と。実際、学んだことの質が違う。ただの暗記じゃなく、経験として身体に染み込む。これは試験では絶対得られない学び方。 結論:勉強するより、まず作ろう。 どこから勉強するか? 答えは「作りたいものを決めて、作る中で必要なことを学ぶ」。その繰り返しが、最も早く、最も深い理解に繋がる。だからあなたも、まず動こう。明日、HTMLファイルを1つ作ることから...

「業務システム」って、ただのPCソフトだと思ってない?現場の奥深さを知らずに語るな!

銀行、小売、製造…業界で異なる業務の世界。見えない舞台裏を設計するという仕事の魅力に迫る。 うおっ、これはただのプログラムじゃない! はじめて銀行の窓口システムの設計に携わったとき、私が発した言葉がこれでした。目の前でお客様と向き合う行員さんの手元には、複雑な操作フローが詰まった専用端末。振り込み、入金、住所変更……ひとつひとつがスムーズに動かないと、業務がストップする。その“当たり前”を支えているのが、 業務システム なんです。 業務システム=現場の流れを設計する仕事 「システム」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?ゲームアプリ?ECサイト?AIチャット? でも、実は一番“地味”だけど一番“重要”なのが、業務システム。銀行、小売、卸、製造…業界ごとに異なる業務の流れを、アプリケーションとして具現化するのがこの仕事です。 基本構造は一緒。でも中身は全然違う。 もちろん、どのシステムも「データを入力して」「処理して」「結果を表示する」という構造は共通しています。サーバーの仕組みやデータベースもある程度パターン化されています。でも問題は、その中で**どういうフローで何を扱うのか?**という“中身”なんです。 たとえば銀行なら、「口座振込の画面」ひとつとっても、 どんな項目を入力させるのか 画面遷移は何ステップが適切か ATMやスマホ、窓口端末ではどこが違うのか など、設計に必要な情報は“業務そのもの”に根差しています。 業務を知らずにシステムは作れない! だから私は、金融系のシステムを担当する際、 業務本を読み漁り 、さらには 実際の窓口業務を見学 させてもらいました。 行員さんの隣に座らせてもらって、操作するタイミング、問い合わせの多い項目、お客様の表情まで観察。 現場を知ることで、「この画面、もう1つ戻るボタンが必要だな」といった発見がたくさんありました。 システムを通じて、社会を深く知る。 製造業ならラインの流れ、小売業ならレジや在庫管理、卸なら出荷の流れ。 業務システムは、それぞれの現場の“舞台裏”を知ることから始まります。そして、設計したシステムが実際に動き、誰かの役に立っている瞬間を目の当たりにすると…もう、たまらないんですよ。 まとめ:システム屋の醍醐味は、「現場の理解」と「社会の仕...

🚀「えっ、IoTってそんなに違うの⁉」――知られざる“システムの多様性”をのぞいてみた

WebもバッチもIoTも。全部同じ? いや、実は違う。その違いを面白がれる人が“次の主役”です。 「えっ!IoTって、パソコンだけじゃないの⁉」 そんな声が聞こえてきそうなほど、IoT(Internet of Things)という言葉は、まだまだ“謎めいた存在”として捉えられています。でも、ちょっと待ってください。私たち“システム屋”にとって、IoTは日常茶飯事。今日はこのIoTシステムについて、他のシステムと何が違うのか、少しリアルに語ってみようと思います。 システムって、そんなに種類あるの? まず前提として、システムといっても実はさまざまな種類があります。 Webシステム(ネットで見るアレですね) バッチシステム(裏で動いてるけど重要なやつ) SaaSシステム(クラウドで完結) システム間連携システム(APIで繋がるアレ) そして、IoTシステム 同じ「システム」でも、目的も構成も使う技術も異なります。じゃあ、IoTはどこが違うのでしょうか? 違いは「端末」と「現場」 IoTシステムの最大の特徴は、“現場がある”ということ。 つまり、センサーだったり、デバイスだったり、フィールド側で物理的な動きが起こる。 たとえば、気温センサーでデータを取ったり、ドアの開閉を検知したり。現場の動きが、ネットを通じてサーバに集まり、可視化されたり、自動制御されたりします。 でも、構造は一緒です。 とはいえ、基本構造は他のシステムとあまり変わりません。 インフラ(ネットワークやサーバ) プラットフォーム(データをさばく基盤) アプリケーション(ユーザーに見せる部分) この三層で構成されるのが一般的。IoTも、結局は“プログラムで動いている”という意味では同じ仲間です。 違いが出るのは、「どこで処理するか」「どの言語を使うか」「どんな形式のデータを扱うか」など、レイヤーの組み合わせとチューニングにあります。 開発の楽しさは「選択」にある IoTだからC言語? WebだからJavaScript? バッチだからShell? そういう技術的な選択肢が広がるのも、開発の醍醐味のひとつ。 すべてが“違うけど、つながっている”この世界。 まるでレゴを組み合わせるように、自分だけのシステムを組み立...

「えっ、システム屋って休日もコード書いてるの!?」と思ったら大間違いだった話

推し活、フットサル、同期との合コンまで——普通っぽくて、でもちょっと不思議な“技術職”の休日事情。 「うわっ!この人、休日もサーバー監視してるんじゃない?」 そんなイメージ、もしかしてありませんか? でも実際は…意外と普通なんです、私たち“システム屋”。 システム屋の休日って、何してる? まず、システム屋って聞くと「オタク」「ゲーマー」「一日中PC」みたいなステレオタイプが浮かぶかもしれません。でも実際、休日は人それぞれ。 たしかに、家で静かにアニメ見てる人、プログラミングに熱中する人もいます。けど、普通にショッピングしたり、ジム行ったり、推し活したりしてるんです。そう、 推し活 。ライブに行ったり、グッズを並べたり。ガチ勢もいれば、ライトな応援スタイルの人も。 なんだかんだ言って、結構“普通”です。 そういえば、職場の人と過ごすの? 答えは「NO」です。 あんまり 職場メンバーと休日を一緒に過ごすこと はありません。気を使いますしね(笑)でも、“同期”とは別。 同期とは、結構行動してました。合コン、フットサル、ボードゲーム、飲み歩き…。思い出せば、大学の延長みたいなノリもありました。 実は、体育会系出身の人も多いんです。サッカー部、野球部出身者もザラ。体力に自信がある人が多いのも特徴かも。 職場イベントってどんな感じ? スタートアップだとBBQやハロウィンパーティーもありますが、大企業ではあまり多くない印象です。 一番多かったのは ボウリング大会 !なぜかシステム業界、ボウリング大会やたら多いんですよね…。 あとはチーム単位の飲み会や、年末の忘年会ぐらい。会社を上げてのド派手パーティーは、正直スタートアップの方が活発です。 じゃあ、イベントやりたいときは? 実はみんな、 ちょっと誘ってほしい んです。でも、自分から言い出せないだけ。 「BBQやろうよ」って言えば、案外すぐに10人くらい集まりますよ。 リーダー気質の人が旗を振れば、ちゃんと人は集まる。 ただ、そういう“ムードメーカー”って、現場には意外と少なかったりします。 だからこそ、 あなたが動けば、職場が変わる!     私ならできる!明日から踏み出す 「イベントやろうよ」 「フットサル行こうよ」 「ライブ一緒にどう?」 その...

【衝撃比較】大手→中堅→スタートアップで見えた「システム屋」の人間模様

現場を渡り歩いてわかった、働き方とキャラの違い 「え、同じ“システム屋”なのにこんなに違うの!?」 最初にスタートアップの開発室に入ったとき、思わず声が出た。 私のキャリアの出発点は“大手”。そこから中堅SIerと連携し、最近になって小規模・スタートアップとも組むようになった。すると、同じ「システム屋」という肩書でも、 空気・スピード・価値観がまるで別世界 だと痛感した。 大手編:昇進・管理・納期で走る、真面目なエリート集団 就活を勝ち抜いてきた大卒メンバーが多く、きっちり・正確・責任重視。 コードを書くより、 プロジェクト管理・工程設計・全体統制 の力を磨く人が多かった。 昇進レースや評価を意識しつつ、タイムラインと常に格闘。ときに衝突はあるが、基本は誠実で協調的。 「決めたことはやり切る」文化が強く、チームで成果を積み上げる感覚が心地よかった。 中堅編:多様性の宝庫、影で燃える“内勤営業”文化 次に組んだ中堅SIerは、 キャリア背景がバラバラ 。他業界からの中途入社が多く、技術レベルも性格も幅広い。 ・黙々とコードを焼き続ける職人タイプ ・困ったら全部受け止める「兄貴」タイプ ・技術より関係構築が得意な人 面白かったのは、 部長クラスが常時「次の案件ない?」と営業モード だったこと。 名目上のプロジェクトリーダーは社内報告&顧客対応で多忙、実際の現場コントロールはサブリーダー(影の司令塔)が担う構図が定番。 未婚メンバーも多く、深夜の自販機コーヒーで乗り切る文化は、今も忘れられない。 スタートアップ編:技術×コミュ力ハイブリッド宇宙人(褒め言葉) 最近関わり始めた小規模・スタートアップのメンバーは、とにかく 速い・軽い・話が通じる 。 最新クラウド、API連携、AIツールを即導入。「昨日触ったので今日デモします」レベルの機動力。 しかもコミュニケーションが巧みで、技術の説明をビジネス言語に翻訳できる人が多い。 夜遅くまでSlackが動いていても「やらされ感」より “創ってる楽しさ” が漂うのが印象的だった。 どこも違う、でも“チームで創る”面白さは一緒 文化は違っても、共通していたことがある。 誰かが困れば誰かが動く。 納期前は笑いながら走り切る。 技術で仕事を、仕事で人をつなげる 。それが「シス...

【衝撃】システム屋って、実はデートに向いてる説。― その働き方、恋に活かせるって知ってた? ―

システム屋とデート?無理じゃないの⁉ そんなふうに思っていませんか?サーバーとか障害とか、24時間365日、常にパソコンの前に張り付いている人たち…そんなイメージ、ちょっと古いかもしれません。 時間、実は自由なんです 意外かもしれませんが、システム屋って、時間の使い方が柔軟なんです。もちろん、開発の現場にいると、リリース前やテスト期間などで一時的に忙しくなることはあります。でも、それはずっと続くわけではありません。一段落すれば、急にポッカリ時間が空く。そんな波があるのが、この仕事の特徴。 むしろ他業種に比べれば、予定は組みやすいかもしれません。 呼び出される時代、終わりました 「障害があったらすぐ呼び出しでしょ?」って思うかもしれません。確かに昔はそうでした。誰か一人しかわからないようなシステム、属人化された環境。そんなときは夜中でも電話一本で呼び出されていました。 でも、今は違います。 チャットもWeb会議も整っているから、現地に行かずに対処できることがほとんど。そもそも、個人に依存するような設計は避けるのが当たり前の時代になってきています。つまり、呼び出される頻度は激減しています。 開発現場って、意外と自由 開発現場には、いろんな会社の人が混在しています。A社の人もいれば、B社、C社…フリーランスも普通にいる。そして、それぞれの事情で、来たり来なかったり、早く帰ったりします。 「今日はちょっといないな」 でも、誰も気にしない。 これってつまり、「抜けようと思えば、抜けられる」ってことなんです。 デートの予定も、入れやすい? そうなんです。実はこっそり抜けたり、途中でフェードアウトするのも不可能ではありません。もちろん責任は伴いますが、成果で見られる業界だからこそ、自己管理ができていれば問題なし。 そう考えると、むしろデートの予定は入れやすい方なのかもしれません。 システム屋ライフ、楽しもう 「システム屋はモテない」とか、「忙しすぎて恋愛できない」とか、勝手なイメージで自分の未来を狭めないでほしい。時間をコントロールできるからこそ、自分の人生をデザインしやすい仕事なんです。 恋も仕事も、どっちもやれる そう、 私ならできる ! アンケートでおこづかい稼ぎ     明日から踏み出そう 今まで一歩が踏み出せ...