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えっ!? プログラムって英語で書いてるの?

プログラミングを学ぶ前に 「よし!プログラミングを勉強するぞ!」と決意したとき、最初に立ちはだかる壁があります。 それは――「まず何を勉強すればいいの?」という疑問。 たしかに、変数? 代入? If文? For文? 聞き慣れない言葉ばかりで、頭の中が「???」で埋め尽くされますよね。 でも安心してください。実はプログラムの世界、思ったよりもシンプルで、しかも英語ととても近いのです。 プログラムの正体は“英語の文章”!? たとえば「変数」とは、数字や文字を入れておける“箱”のこと。 「代入」とは、その箱に中身を入れること。 「繰り返し」は、同じ処理を何度も回すこと。 「If文」は、「もし〜なら」という条件分岐です。 これらの構文は、どのプログラミング言語でも基本的に存在しています。 違うのは細かいルールだけ。 たとえば「for文」の書き方。 Javaだとカッコやセミコロンが必要ですが、Pythonだと「:」とインデントで表現します。 「;(セミコロン)」で文を区切るか、改行で済ませるか。 その程度の違いなのです。 つまりプログラムは、ほぼ英語の文章。 実際に使われる単語も、if(もし)、for(〜のため)、print(出力する)といった英語ばかり。 だからこそ、英語を知っているとプログラミングの理解は一気に加速します。 どの言語から始めればいいの? ここでまた悩みます。 「プログラミング言語って、いっぱいありすぎない?」 Java、Python、JavaScript、C言語…数え上げればキリがありません。 でも実は、どれもよく似ています。 一つマスターすれば、別の言語に応用できるのです。 私のおすすめは―― ・基礎をしっかり固めたいなら「Java」 ・サクッと早く実装したいなら「Python」 ただし、流行りは常に変わっていきます。 時代に合わせてアップデートしていくことが大切です。 空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」       明日から踏み出そう! ここまで読んで「思ったよりシンプルかも」と感じませんでしたか? そう、プログラミングは決して特別な才能が必要なものではありません。 むしろ英語と同じように、基礎を理解して一歩ずつ慣れていけば誰でも習得でき...

「もしシステムが消えたら、世界は止まる!?」──止められない業務の物語

システムはいつから私たちの隣に? 「うわっ!? システムがなかったら、電車も動かない!?」 そんな驚きの事実に気づくのは、ほんの一瞬です。今、社会の至るところにシステムが入り込み、私たちの生活や仕事は、その恩恵なしでは動かなくなっています。 昔はどうだったでしょうか。人から人へ口頭で情報を伝え、紙に書き、帳簿に残し、それを別の部署へ回す。そんな「人力リレー」が当たり前でした。情報は遅く、不正確で、時には人の記憶に頼るしかない。けれど、それでも社会は回っていたのです。 機械とともに訪れた変化 何十年もの時をかけて、この「人力社会」は少しずつシステムに置き換えられていきました。最初は電車やバスといった移動をサポートする「機械」として現れ、その中にプログラム、つまり「機械語」と呼ばれるものが組み込まれていました。 やがて、単なる機械ではなく、それを動かすプログラム、さらにプログラムを管理する人をサポートするシステムが次々と登場しました。制御が高度になり、遠く離れた人々とリアルタイムで連携できるようになり、業務の形は大きく変わっていきます。 人をサポートするシステムへ 最初は「運転を助ける仕組み」だったシステムが、やがては「使う人そのものを支える仕組み」に進化しました。予約システム、在庫システム、顧客管理システム…。あらゆる業務がシステムに依存し始め、なくてはならない存在になっていきます。 特に金融の世界は、その最先端を走ってきました。わずかな時間差で利益が変わる株式取引、24時間動き続ける送金システム。その精密さは「システムなしでは業務が止まる」典型例です。そして、他の業界も追随し、この30年で確実に、システムが人のサポート範囲を拡大していったのです。     これからの一歩 では、私たちはシステムを使ってどこへ向かうのでしょうか? 便利さを追求するのか、安心を提供するのか、それとも人間がもっと創造的な時間を過ごせる未来を築くのか。答えは一つではありません。しかし確実に言えるのは、システムは単なる「裏方」ではなく、すでに社会の「血管」として流れ続けているということです。 「システムがないと動かない業務」は、もう珍しいことではありません。むしろ、それをどう活かすかが私たちに問われています。 だからこそ、私はこう言いたいのです。 ...

「えっ!? 子育てもシステム開発!?」──システム屋パパが語る3人育児の流儀

子育てとシステム、まさかの共通点? 「えっ!? 子育てもシステム開発なの!?」 ある日、同僚に冗談混じりでこう言われました。最初は笑い飛ばしましたが、よく考えると、これは的を射ている言葉かもしれません。私はシステム屋として働きながら、10歳、7歳、5歳の3人の子どもを育てています。毎日がにぎやかで、毎日が実験のよう。気がつけば、仕事で培った考え方が、子育てにも自然と反映されているのです。 たまに友人や同僚から聞かれます。 「子育てで気を付けていることって何ですか?」 多くの親が口にするのは「スマホをあまり触らせない」とか「ゲームは制限する」といった話。でも私は、正直あまり抵抗していません。YouTubeも、マイクラも、スマホも大歓迎。ゲームだって、やればいいじゃないかと考えています。理由はシンプル。私はシステム屋だから。テクノロジーは敵ではなく、むしろ未来を切り開くパートナーだと思っているからです。 私が大事にしている3つのこと では、私は何を気を付けているのか。答えは意外とシンプルです。 考えること 会話すること 英語 まず「英語」。これは言うまでもありません。私自身、社会に出てから英語で苦労してきました。英語が話せるかどうかで、給料は変わるし、視野の広がり方も違う。グローバルな舞台で戦えるかどうかが決まってしまう。だからこそ子どもたちには、今のうちからそのチャンスを広げてほしいのです。可能性の芽を自ら摘んでしまうのは、あまりにももったいない。 次に「考えること」。これが私にとって最も大事です。答えは出なくてもいい。ただ、周りを見て、自分の頭で考えてみる。たとえば、積み木で遊んでいるとき。バランスが崩れて塔が倒れる瞬間、子どもは眉をひそめます。そして少し考え、また積み直す。その姿を見ると「あぁ、頭が動いているな」と感じます。 そして「会話」。考えたことを、言葉にして伝える練習です。たとえば長男がマイクラで作った家を見せながら「ここはトラップにしたんだよ」と得意げに説明してくれる。私は「へぇ、なんでそう思ったの?」と聞き返す。そこから会話が広がり、自分の考えを整理して話す力が育っていく。 遊びの中の「成長のシグナル」 子どもが夢中で遊んでいる姿を見ていると、不思議と成長のシグナルが見えてきます。パズルを解こうと額に汗...

えっ!? Startupとシステムって、まさか最強の相性!?

大企業で学んだ“社会を動かすシステム” 「システム」と聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうか? 私はこれまでに 日立、Deloitte、Takeda といった大企業でシステム構築に携わってきました。そこで学んだのは、システムが単なる「業務を効率化する仕組み」ではなく、社会全体を動かす“見えない血流”のような存在だということです。 例えば、製薬企業のシステムが止まれば医薬品の供給に影響し、人々の命に直結してしまう。コンサルティング企業でのデータ分析基盤が崩れれば、多くのクライアントが意思決定に迷い、経済の一部に停滞を生む。日立のように社会インフラと直結する企業では、一つのシステム障害が数万人規模の生活に直結することもあります。 つまり、大企業のシステムは「社会を形成する見えない柱」。それが止まれば、多くの人が問題を抱え、社会基盤に揺らぎが生じる。私はそんな責任と緊張感の中でキャリアを積んできました。 Startupのシステムは「未完成」だけどワクワクする 一方で、Startupがつくるシステムはどうでしょうか。 大企業のシステムのように即座に社会全体へ波及するわけではありません。多くはまだ構想段階で、リリースできているのはほんの一部の機能にすぎません。社会インフラを支えるレベルにはほど遠い。 しかし、Startupの魅力はそこにあります。 「未完成だからこそ、無限の可能性がある」 のです。最初は小さな仕組みにすぎなくても、磨き上げることで大企業のシステムを凌駕し、社会を変える存在へと化けるかもしれない。まだ誰も見たことのない新しい価値を生み出すのが、Startupならではのシステム開発の醍醐味なのです。 Startupの武器は“スピードと検証” では、Startupがどうやってその可能性を現実にしていくのか。 答えはシンプルです。 「思考とPOC(Proof of Concept)の構築・検証を繰り返すこと」 。 思いついたアイデアは、まず形にしてみる。そして検証する。だめなら壊して、また作り直す。この高速サイクルこそがStartupの生命線です。 人の手でサービスを回せるなら、まずは仕組みを整えるだけでPOCが完成します。例えば、ある新しい予約サービスを考えたなら、最初はGoogleフォームとスプレッドシートで運営してみればいい。もしアプリ化したければ...