「えっ!? あれだけ資格を取ったのに、結局マイナスだったの!?」
そんな驚きから、私の投資ストーリーは始まります。システム屋として数字やロジックには自信があった私。しかし、最初に手を出した投資信託は、見事にマイナスで終わりました。
信託ではなく、自分で動かす投資へ
「誰かが運用している信託モノではなく、自分でやれば結果は変わるはずだ」。そう信じて次に選んだのは株、さらにFX、そしてビットコイン。システム開発で培った分析力を駆使すれば、きっとプラスにできる――そう考えていました。
FXでつかんだ一瞬の栄光
特に長く取り組んだのはFX。最初の頃は大きくプラスになり、まるで「仕込めば少しずつ儲かる」魔法のように思えました。調子に乗り、さらに追加資金を投入。しかし、相場は甘くありません。気づけば資金は減り、「こつこつどかん」という金融用語を体で学ぶことに。少しずつ稼いでは、一気に吹き飛ばす。その繰り返しが2年続きました。
みんな同じ道を歩く
振り返れば、これは決して私だけの経験ではありません。多くの人が通る道。大きく儲けず、小さく積み上げ、そしてある日ドカンと失う。人間の欲と相場の仕組みが見事にかみ合ってしまうのです。
手放す決断
結局、株もFXもビットコインも、今は一切持っていません。繰り返すマイナスに区切りをつけ、「もう、手を出さない」と心に誓いました。システム屋としての論理や仮説は大事ですが、投資の世界では必ずしも通用しない。それを痛感しました。
次の一歩はどこに?
では、私にとっての投資とは何なのか。結論から言えば、「自分の経験・スキル・行動」に投資することこそ、最もリターンが大きいという答えにたどり着きました。金融商品に振り回されるのではなく、自分の価値を高める方がはるかに確実。
アンケートでおこづかい稼ぎ

終わりに
システム屋が挑んだ投資の迷宮。その果てに気づいたのは、最も確実な投資先は「自分」だったということです。失敗を重ねたからこそ、この答えに出会えたのだと思います。
明日からの一歩、私ならできる!
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