驚きの幕開け
「えっ!? あれだけ資格を取ったのに、結局マイナス!?」
システム屋として金融の仕組みに深く関わりながらも、自らの投資では大きな壁にぶつかった——それが私のリアルな経験です。
投資への入り口
私はこれまで、FX、株、投資信託、不動産、ビットコイン、先物と、多様な投資に手を出してきました。背景には、日立時代に金融のシステム担当をしていた経験があります。銀行や証券会社が使うシステムを作りながら、「仕組みを理解したい」と思い、FP、簿記、中小企業診断士、さらには銀行員向けの資格まで取得しました。
しかし、いくら資格を重ねても、「自分でやらないと分からない」という現実に、すぐに直面することになります。
初めての投資信託
最初に足を踏み入れたのは銀行でした。「投資信託」という言葉さえよく分からなかった当時、窓口で勧められるままに10万円を投じました。3年ほどの間に少しずつ追加投資もしましたが、ある日気づいたのです。入れたものがすべてマイナス、全滅でした。
「銀行に頼ってはだめだ。なんかいいことばっかり言ってたのに、信じちゃいけない。」
そう痛感した瞬間でした。
システム屋とお金の現実
私はシステムを作る側として、金融の裏側を知っているつもりでした。確かに、仕組みは理解できます。ですが、「お金を稼ぐ」という現実とは全く別物だったのです。
ただ、銀行員とのやり取りの中で多くを学びました。
市況とは何か、ニュースがどう為替や株価に影響を及ぼすのか。為替とは何か。そうした理解にたどり着くまで、10年近くの時間がかかりました。
苦い結末とリスタート
最初の投資信託の結果はマイナス50万円。結婚を機に、すべてを解約しました。いわゆる「損切り」です。これが私の最初の投資体験でした。
損失は痛かったですが、その過程で得られた「知識と経験」は、資格勉強以上の価値がありました。


明日への一歩
システム屋としての知識、資格で得た理論、そして投資での失敗。それらすべてが、私のキャリアと人生を形作っています。投資に「正解」はありませんが、挑戦からしか学べないものがあるのです。
だからこそ今、胸を張って言えます。
「明日からの一歩、私ならできる!」
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