始動プロジェクトで知った、壁打ちの本当の意義
■ え、そこまでやる!? 壁打ちへの認識が変わった瞬間
え、そこまでやる!?
最初に「壁打ち」という言葉を聞いたとき、正直そこまでの重要性は感じていませんでした。アイデアを誰かに話して、意見をもらう。多少は整理されるけれど、それ以上でも以下でもない——そんな印象だったのです。
■ 始動プロジェクトで出会った“違和感”
その認識が大きく変わったのが、始動プロジェクトでの経験でした。
ここでの壁打ちは、単なる相談や雑談ではありません。「すごい壁打ち」という講義を通じて、問いの立て方、聞き方、受け止め方そのものを鍛えられる。事業アイデアを発表すれば、良い点も課題も、遠慮なくフィードバックが飛んできます。
■ 「それって本当に課題?」と問い続けられる日々
「それは誰の困りごと?」
「こうしたら? こっちは?」
事業の良しあしを、感覚ではなく構造で見られる。自分では気づかなかった前提や甘さが、次々と浮き彫りになります。この徹底度は、これまで経験してきた壁打ちとは明らかに違いました。
■ 壁打ちに助けられ、壁打ち相手にもなってきた
これまでのキャリアでも、壁打ちに助けられた場面は数多くありました。同時に、自分が壁打ち相手になることも少なくありませんでした。だからこそ分かります。始動の壁打ちは、とにかく「量」で圧倒してくるのです。
■ 毎朝・毎晩のオンラインピッチ大会
毎朝、毎晩のオンラインピッチ大会。
講義がない日でも、アルムナイの方が企画するピッチ、自分たちで自然発生的に始まる壁打ちが続きました。話して、聞いて、また話す。その繰り返しが、日常になっていきます。
■ これで事業が伸びるわけじゃない
正直に言えば、これで事業が一気に伸びるわけではありません。売り上げがすぐに上がるわけでもない。数字だけを見れば、何も変わっていないように感じる瞬間もあります。
■ それでも、量で圧倒する意味
それでも続ける理由がありました。
量で圧倒する壁打ちを重ねるうちに、自然と「自分と向き合う時間」が増えていったのです。なぜこの事業をやりたいのか。何に違和感を覚え、何にワクワクするのか。問い続ける中で、自分のやりたいことの輪郭が、少しずつ見えてきました。
■ 壁に向かっているようで、向き合っているのは自分
壁打ちは、誰かのための時間ではありませんでした。
壁に向かって話しているようで、実は一番向き合っているのは自分自身。その感覚こそが、始動プロジェクトで知った壁打ちの本当の意義だったのです。
■ 明日からの一歩へ
答えはまだ途中。でも、問い続ける力は確実に身についた。
だからこそ、胸を張って言えます。
明日からの一歩、私ならできる!
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