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驚きの事実!月曜の朝が静かすぎる!? ―Global製造企業で働いてわかった「曜日別リズム」とは―

 月曜日の朝って、実は“ゆるやか”だった?



「えっ、月曜の朝なのに静かすぎない…?」
これが、私がGlobal製造企業で働き始めて最初に驚いたことでした。

かれこれ2社、Global製造業で働いてきましたが、日本の一般企業で感じていた“月曜の朝イチから全開モード”とは明らかに違うリズムがそこにはあったのです。理由はシンプル。世界はまだ、寝ているのです。

日本が朝9時でも、アメリカは深夜、ヨーロッパもまだ夢の中。だから、会議は基本的に火曜から本格スタート。特に役員レベルのリーダーは、週末に飛行機で移動し、月曜は現地入り&視察というケースが多く、重要な打ち合わせはほとんど火曜以降に組まれるのが常でした。


🤖でも、システムが動かない!?インドのオペレーションと日本の板挟み

しかし、この“スローな月曜”が一転、地獄と化す瞬間があるんです。それは、日本の製造や出荷に関するシステムがうまく動かないとき

Global企業では、英語やコスト面の都合から、ITオペレーションやヘルプデスクをインドや東欧に外注していることが多い。特に日本のバックエンド業務も、インドのチームが担当していることが多く、時差の関係から、日本の月曜朝=インドはまだ稼働前なんですよね。

だから、「システムが落ちて出荷できない!」といった緊急事態が起きても、連絡してから返事がくるまで半日待ち…。しかも、日本の取引先や製造現場は、月曜の朝からフルスロットルなので、連携のタイミングが最悪。

私は何度も、そんな“日本の矢面”に立たされ、
「なぜ対応できないんだ」
「いつになったら直るんだ」
と怒号を受けた経験があります。月曜朝から胃がキリキリすること、正直、一度や二度ではありませんでした。


🌏世界の働き方を知れば、日本の未来が見えてくる

それでも思うんです。
これからの日本は、もっともっとGlobal企業との連携が進んでいく。ならば、時差や文化、運用体制への理解もセットで深めていかなければいけない。

「月曜の朝はインドにまだ人がいない」
「火曜から本格稼働する国もある」
そんな事実を日本の現場やパートナー企業にも共有するだけで、連携の齟齬は少しずつ減らせるはずです。

そして、その橋渡しができるのは、私たちGlobal企業で働く“今ここ”の人間なのだと思います。


💪明日からの一歩、私ならできる!

国境を越えるビジネスでは、うまくいかないこともある。だけど、違いを知って、伝えて、つなぐことは誰にだってできる。

「なんで日本はこんなに働くの?」
「なぜシステムが止まってるのに出荷を急ぐの?」
そんな疑問が飛び交う職場で、私は今日も笑ってこう言います。
「それが日本。でも、すごい国なんだよ。」

さあ、明日も日本の朝は早い。
だけど大丈夫、私ならできる。

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