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これが社会の入口!?——500人が一斉に立ち上がった日立の入社式

テレビの中の光景は、現実だった。大企業に「入る」という一日 うわぁ……本当にこんな世界があるんだ。 それが、日立製作所の入社式に足を踏み入れた瞬間、最初に浮かんだ正直な感想だった。     ■ 全社一斉。想像を超えたスケール感 日立製作所の入社式は、事業部ごとではない。 全体で一斉に行われる。 前日、新宿のホテルに前泊し、翌日は朝から夜まで一日がかりのイベント。 会場に集まった人数は、 500人超 。 大学の卒業式と同じ、いやそれ以上の規模だった。 テレビのニュースで何度も見てきた、あの「ずらりと並ぶ新入社員」。 「ああいうの、演出でしょ」と思っていた自分が恥ずかしくなる。 本当に、あるんだな。 ■ 「大企業に入る」という実感が、じわじわ来る スーツ姿で整列する500人以上。 一人ひとりは小さくても、集まると圧倒的な塊になる。 この瞬間、ようやく実感した。 ああ、自分は“大企業”に入ったんだ、と。 式が終わると、今度はそれぞれの事業部へ割り当てられていく。 私が配属されたのは、 システム部隊 。 そこでも、ざっと 200人規模 。 「多いな……」と思いつつ、ここからが本番だった。 ■ 3カ月間の研修という“社会人リセット期間” 配属後は、約3カ月にわたる研修。 社会人としての基礎、ビジネスマナー、そしてシステム開発の考え方。 プログラムの書き方だけでなく、 考え方・進め方・チームの作り方 まで叩き込まれる。 役員クラス、部長クラスの話を直接聞く機会も多い。 学生時代とは、空気がまるで違う。 スーツを着て、真剣な議論を交わす日々。 「社会人になった」という感覚が、一つひとつ積み上がっていった。 ■ 仲間であり、ライバルである存在 同期は、仲間であり、同時にライバル。 議論すれば負けたくない。 成果を出せば刺激になる。 それでも、夜には情報交換し、助け合う。 このとき、心から思った。 基本情報処理技術者試験、合格しておいて本当に良かった。 基礎があるだけで、理解のスピードも、議論の深さも違う。 ■ すべてが「社会人スイッチ」を押していく 500人の入社式。 200人のシステム部隊。 3カ月の濃密な研修。 仲間との切磋琢磨。 そのすべてが、少しずつ、確実に、 ...