えっ、あの人も日本育ち?!
驚いた!グローバル会議でバリバリ英語を話しながら、日本語でメールを書いていたあのアジア人マネージャー、実は日本の中小企業で研修を受けていた人だったなんて!
彼らは静かに、でも確実に、日本で力をつけ、グローバルの現場で活躍している。日本の企業で研修生としてスタートし、今や世界で求められる存在になっている人たち。今日は、そんな“日本で学んだアジア人たち”の知られざる物語を届けたい。
日本の企業が育てた「グローバル人材」
日本はこれまで、技能実習生や技術研修制度を通じて、数多くのアジア諸国から人材を受け入れてきた。中には、「働きながら学ぶ」形で日本のビジネス習慣を身につけ、業務を覚えた人も少なくない。
特にIT業界では、アジア出身の人材の存在感は日に日に増している。中国、ベトナム、インド、ネパール、バングラデシュなど、出身国も多様化し、日本語・英語・母国語を駆使して活躍する人たちが日常的に目に入る。
SESの現場に見る中国系エンジニアの実力
例えばSES(システムエンジニアリングサービス)の現場でも、特定の中国系企業がSESチームをまとめ、日本の現場に人材を派遣する仕組みが多く存在している。彼らは単なるエンジニアではなく、現場の温度感を読み取り、商習慣を理解し、コミュニケーションを成立させる“ビジネスパートナー”として活躍しているのだ。
日本語はあくまで第二言語か第三言語。それでも、複雑な業務をこなし、顧客とのやりとりを丁寧に続けている。つまり、語学力だけでなく、理解力、行動力、柔軟性、すべてを備えた“高性能マルチタレント”なのである。
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トリリンガルの武器と転職志向
このような人材の強みは、何と言っても言語運用力にある。母国語、日本語、そして英語。3つの言語を使いこなしながら、業務内容を把握し、さらにはチームをまとめたり、交渉を成功させたりする。
また彼らは、日本的な終身雇用の枠に収まらない。条件の良い会社に移り、成長することを前提にしたキャリア設計を描いている。その柔軟な思考が、グローバル環境にマッチしているのだ。
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