習い事だらけの平日、だからこそ
うちには子どもが3人います。それぞれにピアノ、英語、サッカー、塾……と、習い事スケジュールはびっしり。平日の放課後は「次は何の送迎だっけ?」と親もフル稼働。
兄弟で一緒に過ごす時間もほとんどなく、正直「これでいいのか…」と悩んでいた時期もありました。
勉強も大切。習い事も大切。でも、同じくらい 「何でもない時間」も必要 だと思ったのです。
そんな我が家がたどり着いたのが、「日曜の午後、公園で遊ぶ」というシンプルなルーティンでした。
日曜午後は“家族のフリーデー”
日曜の昼食を終えたら、家族みんなで家を出ます。行き先は、大きな広場のある近所の公園。遊具は少ないけれど、草原が広がり、ボールやバドミントン、かけっこには最適。
子どもたちは思いきり走り回り、親はときに鬼ごっこに参加し、芝生に寝転ぶ。
スマホの通知も、テレビの音もない。ただ、家族全員で同じ空間にいるという感覚が、少しずつ絆を育ててくれました。
ゲームもする、動画も見る、それでも外に出る意味
誤解しないでください。うちはゲームもします。YouTubeも見せます。むしろ周りと比べたら多いかもしれません。
それでも日曜の午後だけは「外遊び」がルール。雨じゃなければ公園。寒くても公園。虫が出ても公園(笑)。
不思議とこのルーティンができてから、平日の子どもたちのイライラが減った気がします。
体を動かすことで、自然とリフレッシュできるんですよね。心が整う。学びへのモチベーションも維持できる。
“習い事 × 勉強 × 外遊び”の黄金バランス
最近、やっと気づきました。
この日曜ルーティンがあったから、平日のハードなスケジュールに耐えられているのかもしれないと。
勉強も、習い事も、そして“走り回る時間”も、どれか一つではだめなんです。
全部がそろって初めて、心も体も整う。
その中で「日曜午後の公園時間」は、家族の再起動ボタンのような存在。
一緒に笑い、転び、息を切らして、また明日からの戦いに向かうエネルギーをためる時間なのです。


明日がちょっと楽しみになる、そんな日曜日を
子どもたちの将来のために、何が正解かは誰にもわかりません。
でも、家族で過ごす1時間の価値は、きっと後から効いてくると信じています。
日曜の午後、公園に行くだけ。それだけなのに、確実に家族の絆は深まっていく。
そんな時間を持てるようになった今、私はこう思えるんです。
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