PDPDになってません?
そんな衝撃の一言から、私の視界が一気にクリアになった。
あれだけ毎年“PDCAを意識して仕事をしています”と言っていた自分が、実は大事な“C”をすっ飛ばしていたなんて――。
そもそもPDCAって?
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評
価)
Action(改善)
この流れで物事を回していく「PDCAサイクル」は、ビジネスの基本。学生時代に初めて教わり、社会人になってからも常識のように使ってきました。
毎年、年初には目標を立て、業務をこなしながら、年末には振り返る。
「よし、今年もPDCAを回せた!」と、達成感すら感じていたのです。
事件はネットワーキングの場で起きた
そんな自分に、ある日、ネットワーキングイベントで出会った方がこんな質問を投げかけてきました。
「PDCAの“C”、ちゃんとできてます?」
反射的に「はい」と答えかけたその瞬間、頭が真っ白に。
“チェック”って、何をどうやってやってるんだっけ?
実はやってなかった“Check”の実態
思い返すと、自分の「チェック」はほぼ感覚的なものでした。
たしかに「去年よりマシ」「お客さんに怒られなかったからOK」など、なんとなくのフィードバックはしていたつもり。
でも、それって本当に“評価”だったのか?
数字で見た?誰かと話した?フィードバックを受けた?
そのどれもが曖昧で、心の中に「評価なんてしてないかもしれない」という不安が広がった瞬間でした。
「壁打ち」という魔法の時間
そんなタイミングで、偶然参加したのが「すごい壁打ち」という本の著者が主催するセミナー。
壁打ちとは、アイデアや悩みを誰かにぶつけてみて、思考を整理するための対話。
Planしたこと、Doでやってきたこと、今Doしていること。
それらを人に話し、返ってくる何気ない一言が、自分では気づかなかった「Check」になったのです。
PDPDに陥る人が多い理由
一人で仕事をしている人ほど、PDCAの“C”を抜かしがちです。
振り返っているつもりでも、それは“自分都合の解釈”にすぎないことが多い。
だからこそ、「誰かに話してフィードバックをもらう」というシンプルな行動が、サイクルをきちんと回す鍵になるのです。
さっそく実践!「壁打ちCheck」のすすめ
試しに、身近な人や普段関わらない他部署の人でもOKです。
「今、こういうことを計画して、こういうふうにやってます。
どこか改善できそうなところ、気づきますか?」
この一言だけでも、驚くほど濃密なフィードバックが得られます。
「え、それならこうすればいいのでは?」
「実はうちも似たことやってるよ」
そんな一言が、Cを強化し、A(改善)へと導いてくれます。
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自分を育てるのは、自分だけじゃない
PDCAを正しく回せば、自分の成長を自分で加速できます。
でも、“一人だけのPDCA”は、実はPDPDに陥っている危険性大。
だからこそ、他者と交わることで、“C”を生きたものにする。
それが、これからの時代のスマートな自己改善術です。
私ならできる!明日から踏み出す新たな一歩
思い切って誰かに話してみよう。
小さな勇気が、あなたのPDCAを本物にしてくれる。
明日からの一歩、きっと変わる。私ならできる!
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