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止まった!?システム炎上の夜、プロはどう動く?

予想外だらけの本番、それでも前に進める理由



驚愕!動かない…でもなぜ?

ローンチ初日、完璧なはずのシステムが動かない。
あの瞬間の焦りは、何度経験しても慣れません。

実は私は、これまでにいくつものシステム構築プロジェクトに関わってきました。
要件定義から開発、テスト、そして本番リリースまで――全ての工程に関わる中で、
**最も緊張するのが「ローンチ直後」**です。


初動が命!誰が最初に使うか?

最初のユーザーが誰なのか、どの機能が初めて動くのか、それはプロジェクトの命運を握ります。
さらに、全ての機能が「いつから」正常に動くのか、その見極めがとても難しい。


夜が怖い!見えないバッチの世界

特に不安なのが「夜間バッチ処理」。
多くのシステムは、深夜に大量のデータ処理を行い、朝6時〜7時に完了することが多いです。
でも、確認されるのは昼過ぎだったり、場合によっては夜になってからだったり。

「バッチは完走してるけど、結果は合ってる?」
「ログにエラーはないけど、本当にデータは正しいの?」

テストで問題なかったから大丈夫…とは、本番では通用しません


想定外は必ず起こる

本番では「想定外」が起こります。
テストではうまくいったはずの処理が、微妙な環境の違いでエラーになることはよくあること。

だからこそ、本番で動かす回数を増やすことが重要です。
動けば動くほど、問題も出てくる。
でもその分、解決も進むし、改善も加速する。


ぶっつけ本番?いえ、経験に基づく戦略です

「本番で修正なんて無責任」と言う人もいますが、
本番でしか起こらない問題があることを、私たちは知っています。

一番難しいのは「環境設定の差」です。
どれだけテスト環境を本番に近づけても、
サーバの個体差、OS設定、ミドルウェアのバージョンなど、
わずかな違いが致命傷になることもあります。


団結力が命!オンライン即席会議のパワー

だから問題が起きたら、すぐにチームを招集します。
深夜でもインドのエンジニア、アメリカの担当者が集まってくれます。

オンラインでも「今すぐ、会議!」の号令で動く
その対応力が本当にありがたい。
特に手を動かせる人が捕まると、まさに神降臨!


支え合って乗り越える、グローバルチームの力

こうしたグローバルな対応は、時差を超えて連携しているからこそできること。
自分一人ではできないことも、みんなでやれば乗り越えられる

空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」   

明日へ、一歩ずつ

どれだけ準備しても、どれだけテストしても、完璧なシステムなどありません。
でも、止まってもいい、エラーが出てもいい、
そこから立て直す力が、プロジェクトを育てていきます

だから私は、次の一歩を信じて言います。
「私ならできる!明日から踏み出す」

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