4度の転職で気づいた“最初の問いかけ”の力
「えっ、それだけで信頼を掴んだの!?」
最初の3日で、僕は職場の空気を変えた――
そんな出来事が、これまでに何度もありました。
僕はこれまで、4回の転職を経験しています。
日立ではPMとして金融系アプリをガリガリ開発、
Deloitteではシステムコンサルとして企業にソリューション提案、
武田薬品ではCRM導入からクラウド化まで、社内システムを支えてきました。
そして今、CarrierでDXに本気で取り組んでいます。
そんな僕が新しい会社に入ったとき、最初に何をするか?
これは意外と、転職経験者でも語られない“超重要な視点”だと思っています。
■最初の3か月で、勝負はついている
海外の職場では、最初の3か月〜6か月は超重要視されています。
“お試し期間”ではなく、“マッチング期間”。
あなたのVISIONと会社のMISSIONが融合できるかを試されている時間です。
この期間、僕が必ずやるのが「話すこと」と「聴くこと」。
どんな相手にも、必ずこう聞きます。
「何かお手伝いできることはありますか?」
(英語なら "What can I help you with?")
実はこれ、スペイン人の上司が教えてくれた魔法のフレーズ。
肩書き関係なく、どんな人にも響く一言なんです。
自分からお願いせず、相手の課題を聞き出すことに徹する。
この姿勢が、信頼の土台を築いてくれます。
■仲間集め?それ、ちょっと違うかも
昔は思っていました。
「仲間を見つけてチームを作れば、仕事がうまくいく」って。
でも今は違います。
チームに縛られず、個人で何ができるか?
これを考えるようになりました。
僕が考える“理想のシステム屋”は、個人商店型です。
組織に属しながらも、自分というサービスの価値を提供していくスタンス。
そのうえで、自然とチームや組織が活性化されていくように設計する。
誰かの依頼を待つのではなく、自分から動いて、対話し、価値を見つけていく。
その連鎖が、企業を変えていく一歩になると信じています。
■明日からの一歩、私ならできる!
転職って、不安がつきものです。
「うまく馴染めるかな」
「チームに貢献できるかな」
でも、“馴染む”より“聴く”
“貢献”より“対話”
この姿勢を持っていれば、大丈夫。
「お手伝いできること、ありますか?」の一言から、あなたの未来は動き出します。
僕がそうだったように。
そして、今もそうしているように。
明日からの一歩、私ならできる。
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