早朝対応か?それとも10時スタート?役割で変わる“ITの一日”
「えっ!朝5時にアラートってマジですか⁉」
初めて聞いたとき、正直、信じられませんでした。
でも、これが“運用系IT担当”のリアルな朝なのです。
IT担当って、朝は忙しいの?
よく聞かれます。「ITって、朝から忙しいの?」って。
答えは——“人による”です。
ひとくちにIT担当といっても、役割はさまざま。
ざっくり言うと、運用系は朝が早くて忙しい、開発系は夜が長くて朝はゆるやかという感じです。
運用は「止められない朝」との戦い
特に、SAPなどのERPシステムに関わる運用担当は、朝が勝負。
なぜなら、夜中から早朝にかけて、
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発注処理
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生産指示の送信
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出荷データの生成
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銀行送金指示
といった、基幹業務に関わるファイル送信が連発するからです。
これが1件でも止まると、その日一日の業務が全滅しかねない。
だから、毎朝ログを確認し、アラートの有無を確認し、
トラブルがあれば運用ベンダーと即連携して対応に当たる。
“静かで何もない朝”はご褒美のようなもの。
緊張感のある朝を迎えるのが、運用担当の宿命です。
開発は「夜のエラー対応」との長期戦
一方、開発担当は朝は比較的ゆったり。
というのも、盛り上がるのは午後〜夜だから。
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テスト中に出る謎のエラー
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修正したはずの不具合の再発
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なぜか違う箇所が壊れている
午後から火がつき、夜にかけて修羅場へ。
「なんとか動いた…」と時計を見ると22時過ぎ。
帰り道の足取りは重いけど、どこか誇らしい。
当然、翌朝は少し遅めの出社。
10時の進捗会議に合わせて登場。
その日の報告を朝イチで資料にまとめて、バトルの続きが始まるのです。
どちらもIT。どちらもカッコいい。
「運用は早朝型」「開発は夜型」
リズムは違っても、どちらもシステムを支える大切な仕事。
そして、どちらも現場に緊張感と責任を背負いながら動いている。
もちろん、運用担当だって、何もなければゆっくり出社する日もあるし、
開発担当だって、朝からバグが爆発して焦げる日もある。
大切なのは、「役割の違いを理解して、尊重すること」。
ITの現場は、チームでつながっているのです。


私ならできる!明日から踏み出す!
ITの朝は、思っているよりもリアルで多様。
でも、どんな役割でも「誰かの一日を支える」というやりがいがあります。
早起きでも、夜型でも、あなたらしい一歩を踏み出してほしい。
私ならできる!あなたも、きっとできる!
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