詳しいより、やりきることに価値がある
システム屋と聞くと、どうしても“パソコンのプロ”みたいなイメージがついてまわります。
でも、僕はそのイメージに、いつも違和感を感じてきました。
本当に大事なのは、「知識の多さ」じゃない。
どこまで相手の視点で考えられるか。
どこまでチームを前に進められるか。
そんなスキルのほうが、よっぽど重要だと思うのです。
必要なのは、スペックよりも“意図”
画面の向こうに人がいると、忘れないでいたい
僕は職業柄、たくさんのITプロジェクトに関わってきました。
ときには、海外の開発チームとのやりとりもあります。
高負荷なシステム、複雑なクラウド設計、日々の運用トラブル。
でも、そういうとき、結局一番頼れるのは「パソコンの知識」じゃない。
「これができたら、誰がうれしいか?」
「この機能、ほんとに必要か?」
そんな風に考えられる“目”や“耳”や“心”の方が、ずっと強い武器になるんです。
パソコンが苦手でも、IT業界で生きていける
むしろ、“苦手”が視野を広げてくれることも
実際、僕が苦手意識をもっているからこそ、
「このUI、ちょっとわかりにくいな」と気づけたりします。
ITスキルが高すぎる人は、逆に“初心者の気持ち”を忘れがち。
でも僕は、「わからないことがある」という状態に慣れている。
だからこそ、どんな人にもわかりやすい設計や説明を目指してきました。
“苦手”なことって、時に、強みにもなるんだなと感じています。
結論:スペックじゃない、姿勢がすべて!
僕はこれからも、自作PCにハマることはないかもしれません。
休日はノートPCすら開かず、珈琲片手に漫画を読んでいたい派です。
でも、それでもいい。
仕事としてのスキル、チームへの貢献、相手への共感。
それがあれば、パソコンが苦手でも、立派なシステム屋になれる。
明日からの一歩、私ならできる!
あなたが「パソコン詳しくないし…」と感じているなら、
僕からのメッセージは、たったひとつ。
安心してください、そこがスタートラインです。
キャリアに必要なのは、“やってみよう”と思える気持ち。
完璧じゃなくても大丈夫、苦手なことは得意な誰かに頼ればいい。
そう、だから僕は、今でもこう思っています。
「私ならできる!明日から踏み出す。」
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