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🌍驚愕!世界を動かす“裏方システム”の正体 ― グローバル企業で見た、共通言語としてのIT基盤 ―

世界の大企業は、意外と“同じ道具”で動いている



グローバル企業にいると、ふとした瞬間に気づきます。
「あれ?またこのシステムか」
別の部署、別の国、別の業種なのに、使われているシステムがやけに似ているのです。

理由は明快。
世界で勝ち続けるには、共通言語=共通システムが必要だから。

では、実際にどんなシステムが使われているのでしょうか?


押さえておきたい「グローバル標準」のシステムたち

まず、ERPの王者 SAP
「使いにくい」「カスタマイズが大変」と言われつつも、財務・購買・物流を一手に支える存在。
もはや、これを外すグローバル企業は少数派です。

人事管理は Workday
柔軟なワークフロー設計とグローバル対応で、海外本社ではかなりの採用率。

問い合わせ・環境管理なら ServiceNow
CRMは圧倒的なシェアを誇る Salesforce
アプリケーション全体の見える化では LeanIX
フィールドサービスの管理には ServiceMax――。

これらが業務の「骨格」として、世界中のグローバル企業で共通して使われています。


世界とつながるには、世界の道具を使いこなせ

こうしたグローバルシステムは、ローカル企業との連携時にも力を発揮します。
新しく買収した現地法人が独自システムを使っている場合、徐々にグローバル標準へ統一していく。
契約・セキュリティ・データ連携――そのすべてが「共通化」されることに意味があるのです。

ただし!
この“統一プロジェクト”はそう簡単ではありません。
バイリンガルPM、専門スキルを持った開発者、国ごとの法制度の違い…
**そして何より重要なのは、「現場の納得」**です。


変革のカギは、システムではなく“人の想い”

どんなに優れた仕組みでも、使う側に熱量がなければ宝の持ち腐れです。
グローバルと連携して勝負したいのか、
世界の中で新しい価値を生み出したいのか。
その想いがあるなら、共通システムは確実に武器になります。

DXの成功とは、ツールを導入することではなく、
ビジネスとITが一体となって「変わることを選ぶ」こと。
境界線なんて必要ありません。手を取り合って前へ進むだけです。

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明日からの一歩、私ならできる!

私たちは、世界で使われる“共通言語”を知っている。
そして、それを使いこなす方法も、一緒に探していける。

明日からの一歩、私ならできる!
あなたと一緒に、世界とつながる仕組みづくりを応援します。

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