僕の答えは…NO!
「えっ、そのシステム、日本製じゃなきゃダメなの?」
そんな問いを何度も聞かれましたが、僕の答えははっきりしています。NOです。
昔は「日本のエンジニア」「インドのエンジニア」「ベトナムのエンジニア」…なんて国ごとに色を付けて考えていました。
大企業で働いていると、ベンダーの社長や営業の方からこんな提案が飛び交います。
「日本に依頼してください」
「ベトナムが安くて優秀ですよ」
「いやいや、インドが最高です!」
正直、その頃は「国ごとの特性」を意識していました。
本当の差は「国」じゃない
結局わかったのは、成果はチームリーダーの技術力とビジョンに依存するということ。
リーダーが技術を理解し、アイデアが豊富なら、日本でもインドでもベトナムでも同じように成功します。
逆に…
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「スタートアップだから技術強いんでしょ?」→いやいや、根性論だけじゃ困ります。
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「ベトナム系だから優秀でしょ?」→いやいや、採用してから言ってください。
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「大手だから安心でしょ?」→いやいや、エクセルばかり作っていた人もいます。
日本×インドの協業プロジェクト
先日、日本のIoTチームとインドのクラウドチームで協業しました。
開発中、インド側のIssueが止まらず、日本からエスカレーション。会議が何度も行われました。
ところが――本番後に顧客影響のあるバグを複数出したのは日本側。
しかもそれが上層部に報告されず…。正直、がっかりしました。
足りなかったもの
このプロジェクトは、「同じワンチーム」という意識が育たなかった。
お互いのミスを指摘するだけで、相手を信じて支える姿勢がなかった。
それは僕のチーム作りのミスでもあります。
でも、同じ開発者として、国や立場を超えて「信じて応援する」気持ちを持ってほしかった。
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明日からの一歩
システム屋の世界に国境は要りません。
必要なのは、国籍やラベルではなく、技術を理解し、ビジョンを描けるリーダーと、それを信じる仲間です。
「私ならできる!」――そう信じて、明日からまた一歩踏み出します。
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