最初の衝撃
「うわっ、ここって日本企業だよね!?」──事業会社に入って、最初に驚いたことのひとつ。それは、想像以上に“グローバル環境”が整っていたことでした。オフィスの中に海外拠点の空気を感じるなんて、転職前には全く予想していなかったのです。
システム屋こそグローバル最前線
特に驚いたのは、システム部門が徹底的にグローバル化されているという現実。大企業のITインフラや運用管理は、もはや国内だけで完結するものではありません。価格の安さや、時差を利用した夜間サポートのしやすさから、インド、中国、ベトナムのエンジニアが運用を担うケースが増えています。
インドのエンジニアは特に特徴的で、自信満々に回答してくるのが印象的。正解かどうかは一瞬「あれ?」と思うこともありますが(笑)、その堂々とした姿勢は議論を前に進める力になっています。そして驚くのは、1人で運用を回してしまうケースが多いこと。だからこそコストも下がり、日本企業は自然と依頼先を海外にシフトさせていくのです。
日本ベンダーの存在感が薄れる瞬間
一方で、日本の運用は「会社としての責任」をより重視します。その分コストは高くなるため、結果的に大企業のシステムは、安く・柔軟に対応してくれる海外企業に任される流れが加速。さらに開発業務も、運用を担う同じ海外ベンダーに任せるのが自然な形となります。
この流れが進むと、やがて「グローバル統一」を意識する段階へ。すると「日本だけをサポートします」というベンダーは、むしろデメリットになり、参入の余地がほとんどなくなっていきます。結果、日本のベンダーが存在感を失い、グローバル環境こそが事業会社のシステム部門の当たり前になるのです。
面白いチャレンジ環境
この現実を前に、最初は正直「大変そうだな」と感じました。しかし考え方を変えれば、これはシステム屋にとって最高のチャレンジ環境です。国を超えたエンジニアと連携し、多様な働き方や考え方に触れながら、自分のスキルを磨けるのです。
しかも、その流れはもう止まりません。だからこそ今のうちに飛び込み、自分を試す価値がある。
空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」結論:私ならできる!
「グローバルは遠い世界の話」──そう思っていた過去の自分に教えてあげたい。事業会社のシステム部門こそ、世界とつながる最前線。戸惑いもあるけれど、間違いなく面白い。
そして私は思います。私ならできる!明日から踏み出す!
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