大企業では動かせないアイデアを、個人のスピードで形にする。その最初の一歩は“守ること”から。
「えっ、特許ってこんなに高いの!?」
——初めて見積もりを見たとき、正直、声が出た。アイデアを形にしようと動き始めた矢先、最初にぶつかった壁が「お金」だった。
でも、そこには大きな気づきがあった。
特許の費用を知ったことで、“どんなアイデアを本気で形にしたいのか”を自分に問い直すきっかけになったのだ。
■ アイデアを「出す」と「通す」はまったく違う
大企業にいるときは、毎日のようにアイデアが浮かんだ。
けれど——出しても通らない。
どれだけ良い案でも、結局は社内調整の渦に飲まれていく。
「アイデア1」に対して「コミュニケーション10」。そんな比率が当たり前だった。
上の立場になれば動かせるかもしれない。
でも、その“ライン”にいなければ、どんなに面白い発想も机の上で終わる。
それが現実だった。
■ 個人で動けば、スピードは変わる
一方、個人ならもう少し違う。
自分で決めて、自分で動ける。
試作も、相談も、製品化も、驚くほど早く進む。
でも——そのスピードを守るには、“アイデアの保護”が必要だ。
「よし、特許を取ろう!」と思った瞬間、また別の現実にぶつかる。
特許も、お金がかかる。
個人にとっては決して安くない金額だ。
■ 「少しずつ守る」も立派な戦略
それでも、諦める理由にはしたくない。
すべてを一度にやる必要はない。
事業の状況を見ながら、段階的に進めていけばいい。
いきなり10件出願しなくても、まずは1件。
できる範囲で、**“アイデアを守る習慣”**をつくることが大切だ。
そうやって守ったアイデアは、やがて新しいチャンスを連れてくる。
アイデアを守ることは、未来の自分への投資なのだ。
■ 明日から踏み出す
特許は確かにお金がかかる。
でも、それ以上に**「自分の夢を本気で形にする」**ための覚悟をくれる。
少しずつでも、現実を動かしていけばいい。
その積み重ねが、いつか「実現」になる。
✨明日からの一歩、私ならできる!
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