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「えっ!? 数学の教員免除がこんなに面白いなんて!」——学ぶ“意味”を見つけた大学生活の逆転劇

カナダ帰国後、ただの単位集めが、“学ぶことの本質”に変わった瞬間。



【1】カナダ以前——ただ流されていた大学生活

「えっ!? 数学の教員免除がこんなに面白いなんて!」
そう感じたのは、大学に戻ってしばらく経った頃だった。

カナダに行く前、僕は大学3年生。いくつかの教科を取得していたものの、「大学で勉強する意味」なんて深く考えたことはなかった。周囲が取るから自分も取る——そんな“流されるまま”の学生生活だった。

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【2】カナダ帰国後——学びの意識が変わった

しかし、カナダから帰ってきた僕は少し違っていた。
異国で感じた挑戦の空気、学ぶことの楽しさ、そして“自分で学びをコントロールする力”を知った僕は、再びキャンパスに立つとき、別の目を持っていた。

授業を詰め込み、大学院の勉強にも手を伸ばした。
その中で目標のひとつにしたのが、「数学の教員免除」だった。


【3】発見——理系以外の学びが面白い!

教員免除のカリキュラムは想像以上に緻密で、よく考えられていた。
数学だけでなく、心理学や教育学といった“理系以外”の科目が多く含まれていたのだ。

最初は戸惑いながらも、学ぶうちに心が動いた。
「なるほど、学ぶ側の気持ちをここまで考えているのか」
それは、ただ知識を教えるだけじゃない。子どもの気持ちを理解し、どう伝えるかを設計する“人を育てる学問”だった。


【4】気づき——塾の先生とは違う“教育”の世界

実は僕、以前に塾の先生をしていたことがある。
だから最初は「教えるのは得意だ」と思っていた。

でも、学校の先生はまったく違った。
担任として子ども一人ひとりを見守り、取りこぼさないようにする責任。塾では気づけなかった“教育の重み”を感じた。


【5】挑戦——勉強づけの日々、それでも楽しかった

そして最後には教育実習が待っていた。
数学、英語、大学院の授業、すべてを詰め込みながら進めた教員免除の過程は、まさに体力と集中力の勝負。

それでも、不思議と楽しかった。
学びの1つひとつが、自分の未来に直結している実感があったからだ。

でこぼこしながらも、確実に前へ進む感覚。
それが、僕にとっての“勉強の楽しさ”になっていた。


【6】結論——学ぶことは、自由で面白い

カナダでの経験が、僕の“学び方”を変えた。
大学での授業が、ようやく意味を持ち始めた。

あの頃の僕は、ただ単位を取るために学んでいた。
今の僕は、“生きるために学んでいる”。

明日もきっと、新しい発見がある。
学ぶことは、こんなにも自由で、面白い。

——私ならできる!明日から踏み出す。

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