声・動き・心。少しずつ積み重ねた先に、“自分のストーリー”が生まれる。
🟦 驚きから始まる——「ストーリーも練習できるの!?」
「うそでしょ!? ストーリーって“練習”で鍛えられるの!?」
初めてそう聞いたとき、私は半信半疑だった。
プレゼンのやり方や話し方は、動画や本で学べる。声を出す練習も、鏡の前で動きを確認する練習もできる。
少しずつ声が出せるようになり、少しずつ動けるようになり、少しずつ震えもおさまっていく。
でも――ふと気づく。
「じゃあ、ストーリーってどうやって鍛えるの?」と。
🟩 「型」ではなく「自分のストーリー」を育てる
ネットを見れば、「ストーリーの作り方」なんて記事はいくつもある。
起承転結、三幕構成、ヒーローズジャーニー…。
けれど、どれも“型”のようで、どこか自分の心が乗らない。
話していても、「なんか自分の話じゃない気がする」。
そう感じたこと、ありませんか?
実は、ストーリーも筋トレのように鍛えられる。
たとえば、自分の話を声に出してみると、
「この言い方なら気持ちが乗る」「このフレーズは言いにくい」といった発見がある。
そこに“自分の感覚”が宿り始めるのです。
🟨 他人の目を借りて、ストーリーを磨く
次のステップは、人に聞いてもらうこと。
感想をもらい、「伝わらない」と言われて落ち込む日もある。
でも、それも立派な筋トレの一部。
修正して、もう一度話してみる。
少しずつ、自分の中でストーリーが形を変えていく。
それを繰り返すうちに、**「伝える」から「伝わる」**へと変化していくのです。
🟧 正解を探さず、“自分の声”を信じる
大事なのは、“正解のストーリー”を探すことではなく、
自分のストーリーを育てること。
最初はぎこちなくてもいい。
何度も声に出し、発表を重ねるうちに、言葉が自分の身体に馴染んでいく。
そしてある日、緊張よりも「伝えたい!」という気持ちが前に出てくる瞬間が訪れる。
それこそが、ストーリーが「自分のもの」になった証拠です。
🟥 明日も一歩ずつ——ストーリーは“育てる”もの
だからこそ、私は今日も練習する。
人に見せ、話し、修正しながら、少しずつ「伝わる物語」に磨きをかけていく。
ストーリーは、頭で作るものではなく、声と感情で育てるもの。
少しずつでいい。声を出す。動く。話す。そして、何度でもやり直す。
その積み重ねの先に、きっと自分だけの“伝わるストーリー”が生まれる。
明日もまた一歩。私ならできる!
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