学会とピッチ、意外な共通点。挑戦することの本当の意味を、私は“発表”から学んだ。
🎤 学会会場、それは“知のバトルフィールド”だった
「うわっ、会場の空気が重い…!」
初めて学会の発表会場に足を踏み入れた瞬間、そう感じた。全国から集まった教授や助教授、研究者たちが真剣な表情でスライドを見つめる。その緊張感の中で、次々と繰り広げられる発表。そこはまるで——アイデアの格闘場だった。
💻 自分の研究、支えられながらも挑んだ発表
私もその一人として登壇した。研究の成果をまとめ、なんとか自分で組んだプログラムも盛り込んだ。
正直、ほとんど周囲に助けてもらった部分が多かったけれど、それでも自分の手で形にできたことが嬉しかった。
ただ、「背景や必要性を説明できましたか?」と問われると、今思えば少し怪しい。でも、あの時の私は、自分なりに全力で挑んだのだ。
👏 結果よりも、“認め合う空気”があった
他の発表はどれもすごかった。理論も、構成も、完成度も圧倒的。
それでも不思議なことに、「誰が勝った」「どれが一番」なんて議論はなかった。
発表が終わるたび、会場から起こるのは温かな拍手。
そこにあったのは、競争ではなく、互いを尊重する文化だった。
少しあっけなかったけれど、人生で初めての学会発表をやりきった私は、確かな達成感を感じていた。
💡 数年後、気づいた“ピッチとの共通点”
あれから数年。今の私は、ビジネスピッチやプレゼンの場に立つことが増えた。
そこで、ふと気づいた——
「あれ?これ、学会とよく似てる。」
学会は研究の裏付けを語る場所。
ピッチはアイデアとビジネスを語る場所。
分野は違っても、本質は同じ。どちらも“仮説を信じて伝える勇気”が試される場所なのだ。
違うのは評価の基準だけ。
もしこの二つを組み合わせられたら、より強い発表力が生まれるはずだ。
🌈 発表とは「他人と戦う」ことではない
発表は、他人を打ち負かすためのものではない。
それはむしろ、自分の信念と向き合う行為だと思う。
学会でも、ピッチでも、そこに立つ人の努力や想いが光る瞬間がある。
発表は、努力の結晶であり、アイデアが輝く舞台なのだ。
🚀 明日から踏み出す——私ならできる!
どんなに緊張しても、完璧じゃなくても、やってみることに意味がある。
その一歩が「伝える力」を磨き、次の挑戦へとつながるから。
学会もピッチも、まさにアイデアの格闘場。
そして今日も私は、そのリングに立ち続けたい。
——私ならできる! 明日から踏み出す。
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