プラットフォームを作っていたのに、連携を“深く”考えていなかった頃の話
うわっ!まさか、そこから使われるとは——!
システム屋をやっていると、ふと立ち止まって過去を振り返る瞬間が、何度も訪れる。「あの時、どうしておけばよかったんだろう」「今の自分なら、こう設計するのに」。そんな後悔にも似た問いが、頭をよぎる。
■ 振り返りは、改修のたびにやってくる
システムは一度作って終わりではない。改修され、拡張され、想定外の使われ方をしながら成長していく。そのたびに、「あの設計、甘かったな」「ここ、もう一段考えるべきだったな」と、新しい視点が生まれる。そして不思議なことに、自分自身も同時に進化している。学び続けることで、見える景色が確実に変わっていく。
■ プラットフォームを作っていたのに
今だから正直に言える。
当時、プラットフォームを作っていながら、システム間連携の本当の大切さが分かっていなかった。単体としては完成度が高くても、他システムとどう“シェイクハンズ”するのか。その握手が弱ければ、全体は簡単に崩れる。
■ データが欠損した瞬間に、すべてが分かる
特に痛感したのが、データ欠損時の設計だ。
「落ちない」ことよりも、「落ちたときにどう振る舞うか」。
今ならはっきり分かる。ここ、めっちゃ大切。
銀行間連携、会社間連携、さらにはグローバルシステムと日本独自システムの橋渡し。日々、その違いに悩まされながら、当時の自分に言いたくなる。「もっと連携を意識しろ」と。
■ 今このタスクをやるなら、見える景色が違う
もし今、同じタスクを任されたら。
きっと、まったく違う設計をするだろう。
その背景には、メッセージキューイングシステムの経験がある。非同期、疎結合、耐障害性。これをやっていたからこそ、グローバルのエンジニアとも同じ言語で語れた。
■ 15年以上経って、原点に戻る
気づけば15年以上が経ち、MQシステムのプロダクトオーナーまでやらせていただいた。今の判断軸は、すべてあの頃の経験が基になっている。
システムは進化していく。でも、過去の思想や技術を、きちんと引き継いでいくことが、次の進化を支える。
振り返ることは、後悔じゃない。
未来の精度を上げるための、最高の材料だ。
私ならできる!明日から踏み出す
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