スキップしてメイン コンテンツに移動

ブログを翻訳

その“使われ方”、想定外でした——15年越しに気づいた設計の本質

プラットフォームを作っていたのに、連携を“深く”考えていなかった頃の話


うわっ!まさか、そこから使われるとは——!
システム屋をやっていると、ふと立ち止まって過去を振り返る瞬間が、何度も訪れる。「あの時、どうしておけばよかったんだろう」「今の自分なら、こう設計するのに」。そんな後悔にも似た問いが、頭をよぎる。

空いた時間でお小遣いを貯めよう!「アイリサーチ」   

■ 振り返りは、改修のたびにやってくる

システムは一度作って終わりではない。改修され、拡張され、想定外の使われ方をしながら成長していく。そのたびに、「あの設計、甘かったな」「ここ、もう一段考えるべきだったな」と、新しい視点が生まれる。そして不思議なことに、自分自身も同時に進化している。学び続けることで、見える景色が確実に変わっていく。

■ プラットフォームを作っていたのに

今だから正直に言える。
当時、プラットフォームを作っていながら、システム間連携の本当の大切さが分かっていなかった。単体としては完成度が高くても、他システムとどう“シェイクハンズ”するのか。その握手が弱ければ、全体は簡単に崩れる。

■ データが欠損した瞬間に、すべてが分かる

特に痛感したのが、データ欠損時の設計だ。
「落ちない」ことよりも、「落ちたときにどう振る舞うか」。
今ならはっきり分かる。ここ、めっちゃ大切。
銀行間連携、会社間連携、さらにはグローバルシステムと日本独自システムの橋渡し。日々、その違いに悩まされながら、当時の自分に言いたくなる。「もっと連携を意識しろ」と。

■ 今このタスクをやるなら、見える景色が違う

もし今、同じタスクを任されたら。
きっと、まったく違う設計をするだろう。
その背景には、メッセージキューイングシステムの経験がある。非同期、疎結合、耐障害性。これをやっていたからこそ、グローバルのエンジニアとも同じ言語で語れた。

■ 15年以上経って、原点に戻る

気づけば15年以上が経ち、MQシステムのプロダクトオーナーまでやらせていただいた。今の判断軸は、すべてあの頃の経験が基になっている。
システムは進化していく。でも、過去の思想や技術を、きちんと引き継いでいくことが、次の進化を支える。

振り返ることは、後悔じゃない。
未来の精度を上げるための、最高の材料だ。

私ならできる!明日から踏み出す

コメント

このブログの人気の投稿

「え、Cosminexusって何?HiRDBってまだあるの!?」— 国産ミドルウェアの光と影

えっ!?Cosminexus(コズミネクサス)って何?HiRDB(ハイアールディービー)ってまだあるの? そう驚く人もいるかもしれない。 実は、 CosminexusやHiRDBは今も販売され続けている 。 しかし、日立を離れた私の耳には、もうその名前が入ってくることはほとんどなくなってしまった。 かつて日本企業のIT基盤を支えてきた 国産ミドルウェアの歴史 と、 グローバル市場での戦い ——。 そこから見えてくる、日本企業が今後学ぶべきこととは何だろうか? ホストからオープンシステムへ—CosminexusとHiRDBの誕生 時は1990年代後半。 メインフレーム(ホストコンピューター)からオープンシステムへ という大転換が世界的に進んでいた。 従来のホストは高価で扱いづらく、企業はより柔軟な アプリケーションサーバ と RDB(リレーショナルデータベース) を求めるようになった。 そこで日立製作所が投入したのが、 Cosminexus(アプリケーションサーバ) と HiRDB(データベース) だ。 これらは 日本の大手企業向けに最適化 されており、特に JP1(統合運用管理ソフトウェア) と組み合わせることで、日立案件では鉄板のセットとなっていた。 しかし——。 世界を席巻するApache、Oracleの波 Cosminexusは、 オープンソースのApache Tomcatを内包 しながらも、パフォーマンス向上やエンタープライズ機能を強化していた。 HiRDBも 高い信頼性とスケーラビリティを誇り、かゆいところに手が届く設計 で、ユーザーからの評判は決して悪くなかった。 ところが、ここで市場の大波が襲いかかる。 世界ではApache TomcatやOracle WebLogic、IBM WebSphereなどのミドルウェアが爆発的にシェアを伸ばしていた。 特に、 ✅ Oracle Database → 巨大なマーケティング戦略+グローバル企業の標準に ✅ Apache Tomcat → 無料&オープンソースで圧倒的普及 こうした 海外勢の猛攻 の前に、国産ミドルウェアは徐々にシェアを失っていく。 競争が激化するミドルウェア市場 1️⃣ コストの問題 オープンソースを活用しているのに、価格競争が厳しい。...

中小企業診断士ってどうなの?―失敗と涙、そして未来への扉

マジで!?中小企業診断士の試験、やばすぎる! かつて、私も何度も挑戦し、幾度も壁にぶつかりました。試験は本当に厳しく、合格するためには何度も失敗を経験。最後に合格できたとき、思わずとんかつを頬張りながら涙を流したほどです。この苦い経験が、今の私のキャリアと人生観を大きく変えました。 試験の苦悩とその価値 中小企業診断士の試験は、全体的な構造化と論理的思考力を問われるため、ただ単に知識を詰め込むだけでは乗り越えられません。 難易度の高さ :私自身、数回の不合格を経験しました。合格できたのは、失敗から学び、試験問題の構造を徹底的に分析した結果でした。 実例に基づく問題 :各サービス企業の事例が盛り込まれ、実際のビジネス現場を想定した複雑な問題が多く出題されます。これにより、単なるテスト以上の実務に近い知識とスキルが求められるのです。 この試験に挑んだ経験は、単に資格を得るためのものではなく、 自分自身の論理的思考力と状況把握能力を飛躍的に伸ばす貴重なトレーニング となりました。 資格取得後の別世界―新たなキャリアの扉 資格を取得した瞬間、私は全く別の世界に足を踏み入れたことに気づきました。中小企業診断士協会や各支部に所属し、そこから仕事依頼が舞い込み、企業の経営改善に貢献する場が広がります。 コンサルティングの現場 :実際、コンサル企業が依頼を受け、チームで対応しているのと似た構造を持ちます。しかし、中小企業を対象としているため、案件の金額は大手コンサルに比べると低いのが現実です。 キャリアとしての厳しさ :中小企業診断士だけで生活するのは容易ではありません。しかし、ITを中心にキャリアを積む場合、取得した経験は日本企業で大きなアドバンテージとなります。 また、グローバルな視点で見ると、MBAの方が知名度は高いかもしれませんが、 日本国内においては中小企業診断士の知識と経験は絶大な価値 を持ちます。私の体験は、試験そのものが非常に難しく、現実に即した問題が出題されるからこそ、実務に役立つ力が自然と身につくということを実感させてくれました。 グローバル市場との認識の違いと今後の展望 世界では、MBAが広く認知され、グローバル企業での評価も高いですが、日本では中小企業診断士も根強い支持を受けています。 グローバルな評価 :今後、海外でも日本の高い技術力や経営手法に対する関心...

え、これだけで内定率UP!?面接で差がつく自己PRの作り方

自己紹介をお願いします。 面接の最初に必ず聞かれるこの質問、あなたは自信をもって答えられますか? 「えっと…私は○○で△△を経験してきました。強みは□□です。」 ——って、普通すぎる!!! 自己PRの目的は、「単なる経歴紹介」ではなく、「自分が会社でどう活躍できるのか」を伝えること。では、どうすれば面接官の心をつかむ自己紹介ができるのか? 「STARフレームワーク」 を使って、ストーリー仕立てで伝える方法を解説します! 1. 自己紹介は「過去・現在・未来」で語れ! まず大前提として、自己紹介は 「過去→現在→未来」 の流れを意識しましょう。 過去 :これまでどんな経験をしてきたか? 現在 :今、自分ができることや強みは何か? 未来 :この会社で何を実現したいのか? 過去と現在だけを話す人は多いですが、未来のビジョンを語れると、一気に説得力が増します! 2. STARフレームワークでストーリーを作る! 面接官は、あなたが「実際にどんな仕事をしてきたのか」を具体的に知りたい。そこで役立つのが、 STARフレームワーク です。 S(Situation:状況) → どんな環境で仕事をしていたか? T(Task:課題) → どんな問題や課題に直面したか? A(Action:行動) → どんな行動をとったか? R(Result:結果) → その結果、どんな成果を得たか? 例えば、こんな感じ👇 ✖️ NG例:「プロジェクトのリーダーをしていました」 ⭕️ OK例:「大規模システム導入プロジェクトで、納期遅延のリスクがありました(S)。そこで、タスク管理を見直し、優先度を明確にしました(T・A)。結果、納期通りにリリースでき、クライアント満足度が向上しました(R)。」 こうすると、あなたの「課題解決力」や「行動力」が伝わります! 3. できなかったことも、強みに変える! 面接では、「失敗談」や「苦労した経験」を聞かれることがあります。 ここで重要なのは、 「失敗しなかったフリをしない」 こと。 ✖️ NG例:「特に大きな失敗はありません。」 ⭕️ OK例:「プロジェクト管理が甘く、途中でスケジュールが遅延しました。しかし、その経験を活かし、以降はタスク管理ツールを導入しました。」 失敗そのものは問題ではなく、「そこから何を学び、どう成長したのか?」を伝えることが大...