PMの視野が広がる、たった1時間の使い方
うわっ、今日のお昼どうする!?――そんな何気ない一言が、実はプロジェクトの流れを左右しているとしたら。
■ 開発プロジェクトと「お昼ごはん」の意外な関係
開発プロジェクトで、結構重要なのが「お昼ごはん」だ。
スケジュールにもWBSにも書かれないけれど、確実に存在する意思決定の場。それがお昼だ。
日立のオフィスで仕事をしていた頃は、恵まれていた。食堂があり、自然と人が集まる。席に座れば、雑談が始まり、ちょっとした相談が生まれる。公式ミーティングよりも早く、空気が伝わる場所だった。
■ 会議室プロジェクトのリアル
一方で、開発プロジェクトルームという名のホテルの会議室、あるいは貸しオフィスでのプロジェクト。
こうなると事情は変わる。お昼は近所に食べに出るしかない。
ここで重要になるのが、「誰と行くか」だ。
■ 誰と食べるかで、見える世界が変わる
最初は同期と行っていた。
気楽で安心。でも話題は似通う。
途中から先輩と行くようになった。
経験談や過去の失敗、公式資料には載らない話が聞ける。
たまに、違うチームの人とも行った。
これが、驚くほど視野を広げてくれた。
違うチームの人と話すと、「あ、そんな前提で動いてたのか」「そこ、そう見えてたんだ」という発見がある。プロジェクト全体が立体的に見えてくる瞬間だ。
■ 結局、仕事の話になる。でもそれがいい
なるべく違う話をしようと思う。
天気、週末、ニュース。
でも、結局仕事の話っぽくなる。
それでいい。
夜の飲み会だとか、「軽く飲みに行きますか?」は、正直ハードルが高い。プライベートもあるし、体力的にも厳しい。
その点、お昼はいい。
時間が決まっている。
難しい話でも、「じゃあ午後は戻らないと」で切れる。
だからこそ、話しやすい。
■ PMにとって、お昼は「使命」
プロジェクトマネジメントをしていくのであれば、プロジェクトのメンバーと話さないといけない。
進捗だけでなく、温度感、違和感、小さな不満。
そんな使命感が、PMにはある。
お昼休みは、単なる休憩ではない。
コミュニケーションの時間だ。
■ PMって、見る範囲多くない?
改めて思う。
PMって、見る範囲がとにかく広い。
技術、スケジュール、品質、コスト、人。
全部を会議室の中だけで把握するのは無理だ。
だからこそ、「お昼」を使う。
たった1時間。でも、されど1時間。
今日のお昼、誰と行きますか?
その選択が、明日のプロジェクトを少しだけ前に進めるかもしれません。
私ならできる!明日から踏み出す
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